2026.07.16

将来の目標から選んだ大学院進学 ― 立命館大学大学院国際関係研究科で学ぶ卒業生に聞く ―

国際関係学部が主催する「大学院進学希望者向け説明会」が開催されました。
今回は、本学の卒業生である山本 悠斗さんをお招きし、立命館大学大学院国際関係研究科への進学を決めた理由や現在の大学院生活についてお話を伺いました。研究テーマであるマレーシアの人工島開発問題をはじめ、大学院進学に向けた準備や学びの環境について紹介します。

(学生ライター 法学部 2年次 山岡 由茉)

将来の目標から考えた大学院進学

山本さんが大学院進学を考えたきっかけは、学部時代から関心を持っていたNGOでの仕事でした。国際協力分野では修士号や高度な英語力、語学力が求められることが多く、将来の目標を実現するために大学院で専門的な知識を身に付ける必要があると考えたそうです。現在は、マレーシアの人工島開発問題をテーマに研究に取り組んでいます。

大学院選びで重視したこと

大学院を選ぶ際には、自身の研究関心と大学院の研究環境が合っているかを重視したといいます。また、出願前に教員と面談し、研究テーマについて相談することも大切だと話されていました。進学先である立命館大学大学院国際関係研究科では留学生の割合が高く、日本人学生は全体の約4割です。日本語だけでなく英語でも国際関係学を学べる環境に魅力を感じたことが、進学を決める理由の1つになったそうです。

外部受験ならではの苦労

外部受験では研究計画書の作成が特に重要で、8月から10月頃にかけては受験準備で非常に忙しくなるそうです。
また、立命館大学では受験方式によってエッセイ提出が求められ、日本語で6,000字程度を書く形式もあります。山本さんは自身の経験を交えながら、出願書類を十分に確認することの重要性についても話してくださいました。

少人数だからこそ深まる学び

大学院の魅力として挙げられたのは、少人数で学べる環境です。授業では一人一人が積極的に議論に参加し、教員や学生同士で意見交換を行う機会が多いといいます。
また、留学生が多く在籍しているため、多様な視点に触れながら学ぶことができます。英語で行われるゼミもあり、大学院進学後に英語力が大きく向上したと話されていました。

学部とは異なる大学院生活

大学院生活は学部時代と比べて忙しくなります。授業前には論文や専門書を読み込み、十分な準備を行う必要があります。高度な内容を扱う授業が多く、研究活動と並行して修士論文の執筆も進めなければなりません。
さらに、秋頃からは就職活動も始まるため、計画的な時間管理が求められます。一方で、工夫次第ではアルバイトとの両立も可能であり、自分の研究テーマを深く追究できる充実した環境だと話されていました。

進学を考える学生へのメッセージ

山本さんは、大学院進学を考える際には「その学びが将来にどのようにつながるのか」を意識することが大切だと話されました。
また、学部時代に何を学び、どのような経験を積んできたのかを整理しておくことも重要だそうです。研究計画書や面接では、自身の問題意識や学びの積み重ねを明確に伝えることが求められるためです。

取材を終えて

今回の説明会では、大学院進学を将来の目標実現のための選択肢として捉える視点や、進学に向けた具体的な準備について学ぶことができました。山本さんのお話からは、明確な目標を持って進学先を選び、自らの研究テーマを深く追究する大学院生活の魅力が伝わってきました。

本学国際関係学部が主催する本説明会は、大学院進学を検討している学生にとって、進路を考える貴重な機会となりました。参加した学生たちも、将来のキャリアと学びのつながりについて改めて考えるきっかけを得られたのではないでしょうか。