
32人のゼミ生が参加しました
ここはイタリア、ヴァティカン宮殿のシスティーナ礼拝堂でしょうか?いいえ、こちらは世界の名画を陶板で原寸大に再現した徳島県の大塚国際美術館で、システィーナ礼拝堂を再現した空間です。
7月4日、国際文化学科/文化構想学科の桑原 夏子 准教授ゼミは4年次生、3年次生、2年次生と合同で大塚国際美術館を訪れました。総勢32人が参加し、まずはミケランジェロが天井画と正面壁画を手がけたシスティーナ礼拝堂を再現したシスティーナ・ホールで記念撮影しました。

桑原ゼミ4年次生

桑原ゼミ3年次生

桑原ゼミ2年次生。2人は夢中で鑑賞中で撮影に間に合いませんでした
その後、聖マルタン聖堂、聖ニコラオス・オルファノス聖堂、聖テオドール礼拝堂、スクロヴェーニ礼拝堂を再現した展示室も鑑賞。本やインターネット、あるいはテレビで見たことのある作品も、実際の大きさや空間を再現した様子を見ることで、現物を目の当たりにした感覚を体験してもらうことが、今回のフィールドワークの一つの目的でした。

聖マルタン聖堂壁画

聖テオドール礼拝堂
12世紀前半のフランス、ノアン・ヴィックの聖マルタン聖堂壁画を再現した展示室や、トルコ、カッパドキアの洞窟聖堂である聖テオドール礼拝堂の展示室を見学し、地面の凹凸や洞窟ならではの視認性の問題にも触れることができました。

スクロヴェーニ礼拝堂
イタリア、パドヴァのスクロヴェーニ礼拝堂は西洋美術史史上、屈指の名作です。キリストの生涯の物語壁画を学ぶとともに、そこに描かれた「影」の種類についても学びを深めました。
教会堂のなかには誰がどのエリアまで入ることができるのかというヒエラルキーがあること、壁画には配置の順序にも意味があること、窓から差し込む光まで意識して作品が作られたこと、そうした「立体として教会の壁画を理解する」ことを体感できたのではないかと思います。
大塚国際美術館のすごいところは、世界各地にある名画の陶板作品が一堂に会していることです。自由見学時間は、それぞれ中世、ルネサンス、バロック、ロココ、近代、現代絵画の再現作品を鑑賞しました。2年次生、3年次生には自分の好きなジャンルや作品を知ってもらい、4年次生には卒業論文執筆に向けて関連作品にも理解を深めてもらえたならばと思います。
鑑賞後、実物を見たい気持ちがますます強くなったという感想が寄せられました。ゼミでの学びが未来に続くことを願っています。
※写真は、大塚国際美術館の展示作品を撮影したものです。