2026.07.17

国際法模擬裁判を通して得た「考える力」

(国際関係学部 3年次 小泉南々)

2026年7月4日・5日、国際関係学部「研究演習I」(担当:吉田曉永助教)の一環として、東京で行われた国際法模擬裁判大会ジャパンカップ2026に参加しました。

今年の模擬裁判では、サイバー攻撃によって国家の重要インフラが被害を受けたという架空の事例を題材に、「安全保障例外」が大きな争点となりました。私たちは、条約や判例を調査しながら、自国の主張を組み立てるだけでなく、相手方の主張を予想し、それに対する反論や再反論まで何度も議論を重ねました。

特に印象に残ったのは、裁判官からの質問への対応です。口頭弁論では、準備していた原稿を読むだけではなく、その場で質問の意図を理解し、条約や判例を根拠として論理的に答える力が求められました。そのため、大会前には想定質問を数多く作成し、ゼミ生同士で繰り返し練習を行いました。

(原告第1代理人を務めた武田達幸さん)

(原告第2代理人を務めた小野寿々愛さん)

大会当日は、緊張感のある法廷で、それぞれがこれまで積み重ねてきた成果を発揮しました。相手方との激しい応酬や裁判官とのやり取りを通して、国際法を「知識」として学ぶだけでなく、「実際に使う」難しさと面白さを実感することができました。

(被告第1代理人を務めた高橋莞太さん)

(被告第2代理人を務めた岡田有立さん)

今回の模擬裁判を通じて、国際法に関する理解だけでなく、論理的思考力や相手に伝える力、チームで議論を重ねる大切さを学ぶことができました。この経験を、今後の学びや将来にも生かしていきたいと思います。