KOINが京都産業大学にやってきた。学生の提案で、挑戦の入口がキャンパスの中へ。
キャンパスの外にあり、京都の起業家、経営者、学生が集う共創拠点「KOIN(Kyoto Open Innovation Network)」。
あのKOINが、2026年7月3日、京都産業大学へやってきました。
本イベントは、京都産業大学と、KOINを運営する一般社団法人京都知恵産業創造の森との連携協定のもと、経営学部の森口ゼミ生が仕掛けた「KOIN出張プロジェクト」により実現したものです。
当日は、4号館「Innovation HUB」に、起業や新しい挑戦に関心を持つ32名の学生が学部・学環を越えて集まり、キャンパスの中に、あの独特の熱気が立ち上がりました。

イベントは、森口ゼミ生による進行でスタート。ステージには、小原さんと3名の森口ゼミ生、KOIN担当者の坂田氏が登壇しました。
まずは、京都知恵産業創造の森が主催する「ビジネス実践ラボ」に採択され、支援を活用しながら在学中に起業した小原 怜王さん(法学部)の体験談。小原さんは、起業資金だけでなく、メンターとの壁打ちや採択者同士の交流が、事業を前へ進め、挑戦を続けるうえで大きな支えになったと語りました。
続いて行われたパネルディスカッションでは、ゼミ生が学生の視点から、KOINとの出会い、具体的な活用方法、メンター相談の使い方について質問を投げかけました。坂田氏からは施設の概要や支援制度が紹介され、KOINが、学生たちが自分のアイデアを前へ進めるための具体的な選択肢となりました。

次に会場を盛り上げたのは、学生による「起業クイズ」です。KOINに関する知識や会社設立の実務に関する10問が出題され、最初は気軽な問いから、次第に「そうなのか」と考えさせられる内容へ。一問ごとに、会場の熱も高まっていきました。クイズの後は、参加学生と、坂田氏を含む当日来場のKOIN担当者の皆さんとの交流会を実施。学生たちは、担当者に直接質問し、自分の言葉で話すことで、KOINとの距離を縮めていきました。
さらに、普段、KOINで実施されている起業家とのアイデア個別相談会を実施しました。本来なら、学外に足を運ばなければ得られない機会。それをキャンパスの中で受けられることも、出張KOINならではの魅力です。
今回は6組の学生が直接助言を受け、自身のアイデアや構想について、プロの視点と経験に基づく実践的なアドバイスを得ました。学生にとって、自分の構想を専門家にぶつけ、次の一歩を考える贅沢な時間となりました。

参加した学生からは、「一歩踏み出すきっかけになった」「モチベーションが非常に上がった」といった力強い声が寄せられました。さらに、京都知恵産業創造の森が主催する次のコンテストへの応募に向け、早くも準備を進める学生も現れました。
京都産業大学は、社会・産業界とのむすびつきの中で、学生を育てていく大学です。
京都ならではの支援を学生の挑戦につなぎ、キャンパスの中で生まれたアイデアを、社会へ踏み出す一歩へ変えていく。
今回のKOIN出張プロジェクトは、その実践の一つとなりました。