2026.06.26

【観光文化学PBL】「町家 学びテラス・西陣」を拠点にフィールドワークを実施しました。

2026年6月21日(日)、文化学部専門教育科目「観光文化学PBL1」のフィールドワークが実施されました。今回は、23人の受講生が本学の学外施設である「町家 学びテラス・西陣」を拠点に現地調査を行いました。当日は、白坂 侑暉氏(文化学部京都文化学科卒業生)をゲスト講師としてお迎えし、西陣地域の歴史や文化資源、さらには学びを深めるための仮説思考についてご説明いただきました。

町家 学びテラス・西陣での講義・調査風景

町家 学びテラス・西陣での講義・調査風景

白坂氏の講義後、5グループに分かれた受講生たちは、まず「町家 学びテラス・西陣」の内部を探索しました。町家の構造や空間の特徴を観察しながら、地域の暮らしや文化との関わりについて理解を深めました。その後、各グループは町家周辺の堀川通へと足を運び、事前の講義で得た視点をもとに地域を観察し、歴史的景観や文化資源、観光資源として活用できる要素について調査を行いました。

受講生たちは、実際に地域を歩いて調査することにより、SNSや文献、聞き取りだけでは把握しにくい地域の課題や雰囲気などを体感することができました。また、現地調査を通して新たな視点や気付きを得ることで、地域への理解を一層深める機会となりました。受講生たちは、今回のフィールドワークで得られた知見を踏まえ、今後の最終発表に向けた準備に取り組んでいきます。

町家 学びテラス・西陣での講義・調査風景

町家 学びテラス・西陣での講義・調査風景

フィールドワークの様子

本科目では、地域の文化や観光をテーマに、調査・分析・提案までを実践的に学びます。今回のフィールドワークもその一環として実施されました。最後に、本科目を担当する教員に授業の特徴や学びの意義について話を聞きました。

  • 「PBLでは、課題を把握・設定し、仮説を立て、必要な情報を収集して検証するという一連のプロセスを、実践を通して学びます。このプロセスは、大学での研究や論文執筆、そして実社会のさまざまな仕事にも通じるものです。すぐに身に付く力ではありませんが、繰り返し取り組むことで、将来にわたって活用できる思考力や問題解決力が養われます。」(森本 康太郎 教授)
  • 「本科目は、京都に密着した文化学部らしい内容になっています。地域が抱える課題や問題に向き合い、人々や地域に寄り添いながら解決策を考える姿勢を身に付けたい人に適した授業です。課題の解決は容易ではありませんが、意欲を持って取り組むことで、確実に血肉になるでしょう。自己流ではなく、調査の手順や考える力を身に付け、将来に備えたい人におすすめです。」(奥野 圭太朗 講師)