2026.06.12

文化観光学を五感で体験!文化学部 髙﨑ゼミでフィールドワークを実施しました。

2026年4月にリニューアルした文化学部文化観光学科では、昨年度まで(株)JTBで女性初の執行役員として活躍された髙﨑 邦子 教授を迎え、観光の現場のリアルを体験できる様々なカリキュラムを展開しています。

髙﨑教授のゼミ「文化観光フィールド演習」では、地域における文化資源を観光資源としてどのように活用できるかを現地で体験しながら学びます。実際に現場を訪れて、魅力や課題を把握し、観光コンテンツとしての可能性を探ることはとても重要で、その一環として、6月7日に、宇治市でのフィールドワークを実施しました。
学生が3つのテーマを考え、その中からディベートで「宇治茶と観光」を選び、様々な仮説を立てたうえで、現場で学ぶことを目的として出発しました。

当日、まずはJTBトラベルゲート京都駅前支店を訪問し、地域交流事業やコミュニケーション事業について担当者より実務に基づく具体的な説明を受けました。観光振興における旅行会社の役割や地域との連携のあり方について理解を深める貴重な機会となり、学生たちは普段中々知ることのできない観光産業の舞台裏に触れ、目を輝かせながら担当者の話を聞いている様子が窺えました。

JTBトラベルゲート京都駅前支店への訪問の様子

その後、宇治市へ移動し、世界遺産・平等院で鳳凰堂および鳳翔館を見学するとともに、観光客の動向に関する観察調査を実施、観光客の属性や行動の特徴について学生が記録・分析を行いました。あいにくの雨天ではありましたが、観光客の様子や行動の違いに着目し、現地ならではの気付きを得ることができました。

雨天の中、平等院にて観光客の属性や行動調査を行いました

さらに「茶づな(お茶と宇治のまち交流館)」では、宇治茶の歴史や文化、文化資源としての価値について多角的に学びました。最後に全体で振り返りを行い、現地での体験をもとにした多様な視点や課題意識が共有されました。
今後は、6月18日に「茶づな」の主任学芸員/コーディネーターの方をお招きし、オンライン講義およびインタビュー調査を実施する予定です。今回のフィールドワークで得た知見を踏まえ、どんな“リアルな問い”が出てくるのか、学生による主体的な学びの深化が期待されます。

「茶づな」の前で参加者による集合写真