2026.06.11

経営学部「学生が創るCMプロジェクト」撮影テクニックを学べ!〜ストーリー・撮影プラン編〜

京都産業大学経営学部では、学生が企画から制作までを手掛ける「学生が創るCMプロジェクト」を実施しています。映像ディレクターであるシャンソン氏を講師に迎え、CM制作を通して「実践的なマネジメント」を学ぶことができます。今回で第7回目となる本プロジェクトの2026年のテーマは「京産、好きになりました。」です。

今回のプロジェクトは高校生をターゲットに、京都産業大学の魅力を動画に盛り込みます。7月1日(水)の「完成披露発表会」に向けて14チームが制作を進めています。全体ミーティングは全4回設けられており、1回目ではシナリオを作成しました。今回は、2回目の様子をお届けします。

(学生ライター 現代社会学部 4年次 朝倉 瑠菜)

撮影テクニック

前半では、シャンソン氏による基本的な撮影テクニックのレクチャーが行われました。
撮影前の準備として、動画の質を上げるためにカメラの画質を4K・30Pに設定しておくこと、容量確保のためにカメラフォルダを整理すること、さらにチームメンバーとデータ共有しコピー保存しておくことが挙げられました。撮影中にNGカットが出ることもありますが、後に使用する場面も出てくるため、完成まで残しておくのが望ましいそうです。

また、撮影時には、本番の前後2秒ほど余白を持たせることが重要です。これはカメラの揺れや、「よーい、スタート」などの掛け声が映像に入ってしまうことがあるからです。
ズームは画質が悪くなるため、基本的に使用せず、カメラマン自身が被写体に近づいて撮影します。これにより、重要となる音量(ボリューム)の問題も解消できます。さらに完成する映像をイメージして、テロップを入れる位置を考えて撮影することも大切であると説明がありました。加えて、絵コンテを常に確認して撮影漏れを防ぐとともに、服装や髪型などの外見が前後のカットでつながるよう配慮する必要があります。

  • 撮影時の3つのポイント

次に、初心者が迷いやすい3つのポイントを紹介します。
1つ目は「どこから撮るのか」です。人物から決めてしまいがちですが、まずは背景から決めることが重要で、その後に人物を配置します。例えば、教室であっても壁を背景にするのか、それとも緑が見える窓を背景にするのかによって、動画の印象は大きく変わります。
2つ目は「どこを見て話すのか」です。カメラ目線は基本的に進行役のみとし、それ以外の人は自然な演技や雰囲気になるようにカメラ目線を避けましょう。
3つ目は「撮影した動画がOKかの判断」です。確認を行った上で迷った場合は、もう1度撮影するのが望ましいです。

また、具体的なCMを用いた説明も行われました。
その一例として、現在放送されている紳士服販売チェーンのCMが紹介されました。約15秒という短い時間の中に、多くの工夫が凝らされています。「暑い日でも大丈夫」「着る方が涼しい」など、涼しさを繰り返し伝えている点が特徴です。このように、視聴者へ伝える表現が重要であると説明されました。また、重要な場面であえてカメラ目線を用いたり、最後に女性タレントを登場させることで女性向け商品も扱っていることを自然に伝えたりしています。

チームでの制作作業

後半では、チームごとに制作作業を進めました。
今回は高校生をターゲットとしていることから、高校生にとって身近なコンテンツをテーマにしているチームが多く見られました。
出会いをテーマにしたチームは、大学生と高校生の違いを動画内で表現したいそうです。
また、起業など大学外で活躍している人物へのインタビューを通して、大学の魅力を発信しようとするチームもありました。
次回からはいよいよ撮影、編集に入ります。 7月の発表会に向けて14チームがどのような動画を仕上げるのか、今からとても楽しみです。