京都産業大学は、滋賀県・葛川まちづくり協議会・特定非営利活動法人葛川共創ネットワークとともに、滋賀県の立ち会いのもと「令和7年度しがのふるさと支え合いプロジェクト」に関する連携協定を締結しました。本協定に基づく活動の一環として、このたび葛川地域において米づくり体験が実施され、本学1年次生の学生4名(経営学部2名・外国語学部1名・文化学部1名)が参加しました。また、海外からの短期留学生8名も加わり、有意義な交流の場となりました。
(執筆者:経営学部 准教授 森口文博)
当日は朝、圃場に集合した学生たちは、初めて目にする本格的な農作業の現場に緊張した様子を見せていました。しかし、いざ田植え(手植え)の体験が始まると、その表情は次第に和らぎ、隣同士で声を掛け合いながら協力して作業を進めていきました。慣れない泥の感触に戸惑い、足を取られながらも、一歩一歩丁寧に苗を植える姿が印象的でした。
田植え(手植え)体験



限られた時間内で圃場の端まで植え終えると、学生たちの間には大きな達成感が広がり、思わずハイタッチを交わす場面も見られました。当日出会った仲間と力を合わせて一つの作業をやり遂げた経験は、教室では得られない貴重な学びとなりました。


食事を囲んで深まる地域交流
その後は、地域の方々の温かいご厚意により、近隣の食堂へ移動し、交流の時間が設けられました。昨年同じ圃場で収穫されたお米で作られたおにぎりを味わうとともに、流しそうめんの体験も行われ、学生と留学生は地域の方と一緒に笑顔で食事を楽しみました。自然の恵みと地域のぬくもりを感じながらのひとときは、参加者にとって忘れがたい思い出となったことでしょう。



活動を終える頃には、当初の緊張感はすっかり消え、学生たちの表情には充実感と解放感に満ちた笑顔があふれていました。地域住民の方々との交流を通じて、人と人とのつながりの大切さを実感する機会ともなりました。
今後は秋に収穫祭が予定されており、今回参加した学生たちが自ら植えた苗がどのように実り、稲穂として収穫されるのかを体験できる予定です。「自分たちで植えたお米を収穫したい」と、すでに次回の参加を楽しみにする学生の声も多く聞かれました。
京都産業大学では、このような地域連携活動を通じて、実践的な学びの機会を提供しています。地域との協働の中で得られる経験は、学生の視野を広げ、主体的な学びを深める重要な機会となっています。