5月18日、文化学部国際文化学科卒業生であり、現在は大阪府立港高校で英語科教員として勤務されている尾崎 陽斗氏をお招きし、「高校現場から知る英語教育と教員生活」をテーマとしたランチトーク会を開催しました。参加者は国際文化学科フアン ジェリーユンテ准教授の「英語教育法3」・小川 知恵准教授の「英語教育法Ⅰ」・「国際文化演習Ⅰ」・「国際文化基礎演習」を履修している学生を中心に、英語教育に関心がある学生25人が参加しました。
尾崎氏は2024年に文化学部国際文化学科を卒業し、同年4月より高校教諭として着任されました。今回のセミナーでは、教員として働き始めて感じたやりがいや苦労、大学での学びとのつながりについて、実体験を交えながら話していただきました。

仕事内容について紹介する尾崎氏
当日は、「自己紹介」「学校の仕事」「文化学部での学びとのつながり」「質問コーナー」の4つのテーマで講演が行われました。
学校現場での仕事内容については、授業準備や担任業務、生徒指導など、教員の日常業務を具体的に紹介してくださいました。特に、「授業は自分で工夫できる楽しさがあり、やればやるほど生徒から反応が返ってくることにやりがいを感じる」というお話が印象的でした。一方で、授業開始までの準備期間の短さや、多岐にわたる業務量など、現場ならではのリアルなエピソードも共有されました。

日常業務を具体的に紹介してくださいました

英語教育に関心のある学生が参加
また、生徒指導では「日頃から生徒とのコミュニケーションや信頼関係を築くことが大切である」という先輩教員からの言葉を紹介され、教科指導だけでなく、人と関わる力の重要性についても語られました。
さらに、文化学部で学んだ歴史・宗教・哲学・国際文化・日本文化などの幅広い知識が、生徒とのコミュニケーションや授業づくりに生かされていることにも触れ、「大学での学びは非常に役に立っている」と後輩たちへメッセージを送ってくださいました。
質疑応答では、教員採用試験の雰囲気や英語の授業づくりの工夫、教員の働き方についてなど、学生から多くの質問が寄せられ、終始和やかな雰囲気の中で交流が行われました。
参加した学生にとって、現役高校教員のリアルな声を聞き、自身の進路や将来の働き方について考える貴重な機会となりました。
以下、学生からの感想です。
- 今日のランチトークでは特に尾崎さんの熱意が伝わってきて、教員自身が勉強も体育祭のようなイベントもまずは生徒よりも全力で楽しむ姿勢を持つことが、生徒がついていきたいと思えるような教育や、生徒との良い関係性につながるなと思いました。私もそんな教員になりたいと強く思いました。また、教員として働くうえで、それ以外でも人に色んな話ができるように、これからでも日々の些細な出来事や自分の強みなどのエピソードを貯めておきたいなと思います。
- 尾崎さんのランチトークに参加して、実際に教員になるための実力や勉強が全く足りていないと感じました。来年の教員採用試験受験に対しての準備を続けていかなければならないと再認識するきっかけになりました。
- 実際に学校で勤務されている方の話だったので、現実的でわかりやすかったです。尾崎さんは、(学生の頃)民間企業の内定ももらっていて、私は教職をとってないですが、就活の話も聞けてよかったです。