2026.05.29

法学部 専門教育科目「人事・労務の実務」でゲスト講義を実施 ― 京都労働局 上田 貴一氏が講演

2026年5月20日、法学部専門教育科目「人事・労務の実務」(担当:高畠 淳子教授)では、京都労働局 監督課 監督係長の上田 貴一氏をゲスト講師としてお迎えし、「労働基準監督官の職務と役割について」と題した講義を行いました。

労働基準監督官の主な業務を解説

講義では、労働基準監督官の主な業務である、監督指導等業務、安全衛生業務、司法警察業務、労災補償業務について、具体的な事例を交えながらご説明いただきました。また、近年の取り組みである労働基準行政DXについても紹介があり、労働行政の新たな方向性について理解を深める機会となりました。

実例を交えた実務的な講義内容

講義では、多数の具体的な事例が紹介され、現場で実際に起きている問題やその対応について、より実務的な視点から学ぶことができました。さらに、労働条件の確認方法やサービス残業が発生する事情、京都府の最低賃金、有給休暇の取得方法など、雇用契約の下で働く際に必要となる基本的な知識についても解説が行われました。

受講生との活発な質疑応答

講義後の質疑応答では、受講生から、労働基準監督官による具体的な指導方法や長時間労働の抑制、リモートワーク時の労働管理の方法、外国人労働者を受け入れる場合の課題、労働災害の発生要因など、多方面にわたる質問が寄せられました。

労働環境を守る役割への理解を深める機会に

本講義を通じて、受講生は、働く人の労働環境を守る労働基準監督官の役割について理解を深めました。また、労働基準監督官という厚生労働省所属の国家公務員の職務内容を知ることができ、受講生は自身の進路の一つとしても考えることができました。
法学部では、今後も実務家による講義を通じて、理論と実践を結びつけた教育を推進していきます。

京都労働局