アントレプレナーシップ学環が始動して、1か月。
新しい環境、新しい仲間、新しい授業。京都産業大学での学びのリズムが、学環生たちにも少しずつ見えはじめてきました。
火曜日の午前中は、2つの必修科目「科学技術と未来社会」と「基礎演習Ⅰ」があります。
「基礎演習Ⅰ」では、ビジネスを組み立てる前に必要な視点や、人生の目標をどう置くのか、そして4年間の学びをどう積み上げていくのかを、自分自身に引き寄せながら考えるワークに取り組んでいます。
用いたのは、まんだらチャートやガントチャートといったツール。頭の中にある思いや関心を言葉にし、これから挑みたいことや、そのために必要な学びを見える形にしていく。まだ輪郭のはっきりしない「やりたいこと」を、少しずつ「仕掛ける計画」へと変えていく時間です。
また、学環のディプロマ・ポリシーに掲げる5つの学修目標についても理解を深めます。なぜその力が必要なのか。何を目指して学ぶのか。目の前の授業をこなすためではなく、自分の人生を自分でつくるために学ぶ。その意味を、一人ひとりが考える機会になっています。

5月12日は、(株)OoO代表で、本学の学生起業家のメンターとしてもお世話になっていた岡田 華蓮さん、宇治市産業観光部の方にも授業をご視察いただき、演習のワークにも参加いただきました。さらに、宇治市で実施される「スタブロ」についての紹介もあり、学環生たちからは、地域や社会の現場に接続する実践への関心と参加意欲もうかがえました。


また、授業の最後には、起業というカタチで一歩先を歩む先輩学生から、この4月に創設された学生団体「起業部」の紹介もありました。「一緒にやってみよう」「まずは動いてみよう」という呼びかけには、本学の学生らしい躍動があり、学環生たちにとっても、これからを考えるうえで刺激的な時間となりました。

ビジネスを生み出すにも、社会を変えるにも、情熱は欠かせません。
しかし、情熱だけでは社会は動きません。しっかりとした理論や専門知識、カタチにするための方法も不可欠です。
学環の1年次は、その土台を集中的に鍛える時間です。そのなかで学生たちは、自分は何を、いつ、どう仕掛けるのかを考え始めています。
未来を語るだけでは、もう足りない。
自分なりの「解」を見つけ、それを価値(ビジネス)に変え、社会に仕掛けていく。
学環生たちの4年間は、もう動き出しています。