「大学で、机上の学びを“現場”につなげてみたい」「初対面の仲間とゼロから形にする経験をしたい」——そんな思いに応えてくれるのが、亀岡市主催のかめおか共創支援プロジェクト(ビジネスチャレンジプログラム)です。
このプログラムに参加し「優秀賞」を受賞したチームに、本学学生が4名いました。参画したのは、経営学部2年次の植村 真八さん・大東 紗由美さん・太田 果杏さん、現代社会学部2年次の田窪 佑一朗さん。4名が選んだテーマは「環境」。

活動写真を投影しながら、9か月の取り組みを振り返る様子。
彼らが挑戦したイベントは「廃材×謎解き!ロボットからの挑戦状」。廃材活用を入口に、子どもたちが楽しみながら環境課題を“自分ごと”として捉えられる体験を設計しました。
約9か月の活動を経て2月26日(木)の成果報告会で最終プレゼンテーションを行い見事「優秀賞」を受賞しました。受賞式後には、賞状を手にチームで記念撮影。9か月の挑戦を互いにたたえ合いました。

受賞式後、優秀賞の賞状を手にチームで記念撮影する様子。
初対面のメンバーでチームを組み、何度も何度もミーティングを重ね、準備を一つずつ積み上げてきた仲間たち。 “実現”を支えた地道な広報活動やアンケート調査など、集客の努力と改善を重ねた結果「謎解きとワークショップ」の参加者は100名を超え、9割の高評価を得ました。
こうしたプロセスを振り返る中で4名が挙げた「良かった点」は、仲間との信頼関係が深まったこと、そして現場で出会った亀岡の人々のあたたかさでした。活動を通じて関わった人たちの協力や声かけに支えられ、「出会った人がみんなあたたかく、亀岡が好きになった」と語ります。加えて、企業や地域の当事者、メンターなど社会人との関わりを重ねた経験は、視野を広げるだけでなく、「人と人のつながりが大切だと実感した」という学びにもつながりました。何より、構想で終わらせず実際に企画を動かす“実践型”だからこそ、地域と協働して成果を形にする手応えを得られたといいます。そして、地域社会との関わりを通じて得た経験は、今後の学びや挑戦はもちろん、将来(就職活動等)にも生かせる「自分の軸」になりつつあります。
大学での学びは、挑戦の場に出会うことで一気に立体的になります。地域のリアルな課題に触れ、仲間と試行錯誤し、最後は人前で発表する——その積み重ねは、次の一歩を踏み出す自信になります。「やってみたい」を形にしたい人に、背中を押してくれるプロジェクトです。

Innovationラボでの振り返り後の集合カット。左から、大東 紗由美さん、植村 真八さん、田窪 佑一朗さん、太田 果杏さん