経営学部上元ゼミの3年次生の堤 遥花さん、岩田 那菜さん、田原 未侑さんはお菓子の企画を通して、社会課題の解決に取り組んでいます。今回は、食品の生産工程で廃棄される食材の中で、ビールの製造工程で廃棄される麦芽粕(ばくがかす)に着目しました。麦芽粕は、これまで飼料として用いられるくらいしか用途がありませんでした。しかし、最近では、麦芽粕は高たんぱくで食物繊維が多く、少しずつパンやグラノーラとして活用されはじめていることを知り、今回活用することを着想しました。
3人は、身近で日持ちがしやすいクッキーに麦芽粕を用いることを考えました。小麦粉に対する麦芽粕の割合を10%、30%、50%とした試作品を比較検討し、10%の麦芽粕を小麦粉に混ぜたクッキーを販売に向けて完成させました。完成した麦芽粕クッキーは、ビールを原材料にしていることや、廃棄されていたものを再利用したという意味で「リ・ビールクッキー」と名付けました。本学の4号館Innovationラウンジにてオープンした本学有志メンバーにより運営される 「Cafe BRE+ND」とコラボレーションし、2026年3月28日に販売を行いました。店頭では、クッキー単体のみならず、「Cafe BRE+ND」で提供されるコーヒーとセットでも販売され、80個が完売し、廃棄されるはずのものを価値化することに成功しました。

考案したリ・ビールクッキー

Cafe BRE+NDのメンバーと
麦芽粕という馴染みの無い食材を使うことから、抵抗がある人もいるのではないかという懸念がありましたが、「美味しかった」、「麦芽粕に興味を持った」、「学生の取り組みに興味を持った」という意見が寄せられました。
今後も、さまざまなイベントで販売を行いながら、パッケージやプロモーションに取り組み、廃棄食材の活用を更にアピールしていく予定です。

店頭POP
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