2026.03.12

京都の老舗洋菓子店との「むすびわざ」 洋菓子のバイカル×経済学部・大西ゼミ 新商品発表試食会開催

実際に学生が企画した商品 (左)京まろパイ (右)ステラリウム 

京都産業大学は、建学の精神で掲げられる“むすびわざ”に基づき、企業や団体と連携しながら、学びを社会へ結ぶ実践活動を推進しています。
創業70年を迎えた京都の老舗洋菓子店バイカルと、経済学部 大西ゼミの学生が取り組んだ「バイカル・洋菓子新商品提案プロジェクト」は、バイカルからの課題「若者に好まれる新しい洋菓子の提案」に応えるべく、学生が研究を重ね、企画・提案した案をもとに、プロのパティシエが本物のケーキとして作り上げ、今回開催された試食会でお披露目されました。

(学生ライター 経済学部3年次 濱田 夏音)

学生のアイデアが“商品”へ

2025年の9月からスタートした「バイカル・洋菓子新商品提案プロジェクト」はバイカルから提供された課題「若者に好まれる新しい洋菓子の提案」について、大西ゼミ生は10班に分かれて、業界・企業の研究、フィールドワークを通してアイデアを出し合い、各班、2~3種類のスイーツを考案し、バイカルへ提案をしました。
そして11月に行われた審査会にて見事8班が優勝、9班が準優勝を勝ち取り、この中から2つのケーキがバイカルのプロのパティシエの手により試作品として披露されました。

①星占いでわくわくケーキ「ステラリウム」

1つ目は、星占いをテーマにした「ステラリウム」。

「見て楽しい、食べて楽しい」二段階の体験をコンセプトに、学生が考えた星の世界観がケーキ全体に表現されています。

学生の提案をもとに、商品名はより多くの人に親しんでもらえるよう、バイカルが学生案をもとにブラッシュアップ。底面には「きょうのバイカル占い」が印字され、最後まで楽しめる工夫が施された特別な一品です。

本商品は七夕限定として、7月1日(水)~7日(火)にバイカルの下鴨本店、金閣寺店、京都ポルタ店にて600円(税込み)で販売予定です。

ステラリウム

②京都らしさを込めた「京まろパイ」

京まろパイ 

2品目は、西京味噌を使ったパイ菓子「京まろパイ」。
「京都らしい食材を使ったお土産スイーツにしたい」という学生の想いから生まれました。

味のバランスやネーミングは、バイカルのパティシエが学生案を生かしながら丁寧に調整。老舗洋菓子店の看板パイ生地と京都らしい素材が融合した、バイカルならではの一品に仕上がりました。

「京まろパイ」は、改良を加え11月の本学学園祭、「神山祭」での販売が予定されています。



教室を超えた実践の学び

  • 自分のアイデアが形になる——学生にとっての貴重な経験
学生らの感想タイムの様子

試食後には、参加したゼミ生25人全員が感想を発表し、商品づくりの奥深さや、自分たちのアイデアが形になる喜びを実感したなど、今回のプロジェクトを通して得た成長や気づきが語られました。

そして地域イベントやオープンキャンパスでの販売など、今後の販促提案も行われました。

閉会の挨拶では、本学の卒業生でいらっしゃる株式会社バイカル 岩井 一路 代表取締役社長から「学生ならではの視点から多くの刺激を受けた」との言葉が贈られ、大西教授も「バイカル様のものづくりに向き合う姿勢が学生の胸に刻まれた」と今回の意義を振り返りました。

むすびわざを通して

記念撮影の様子

企業と連携し、企画から提案、販売促進までを考える今回の取り組みは、まさに本学の掲げる「むすびわざ」を体現する実践の場となりました。
私も今回の取材を通じて、学生ならではの新しいアイデアが形になった喜びと、それを試行錯誤しながら実現してくださったバイカル様のプロ意識を肌で感じ、大変良い刺激を頂けたと感じています。
学生と企業が協働して生まれた特別なスイーツが、より多くの人の手に届くよう願っています。