2026.03.11

学部の「学び」と企業の「文化」が共鳴する--第3回「〈文化〉を語り合う夕べ」を開催

2025年11月19日(水)、天地館にて、文化学部2・3年次生を対象とした第3回「〈文化〉を語り合う夕べ」を開催しました。

「就活」の枠を超えた対話

本企画は、「文化」をキーワードに、関西圏で事業を展開する企業の方々と学生が対話を行い、就職活動とは異なるフラットな視点から、自身の学びの意義を見つめ直し、社会との接点を見出すことを目的としています。共通教育推進機構の松尾 智晶准教授ご協力のもと、関西を拠点とする以下の7社および、京都企業人材確保センター様にご参加いただきました。

【ご参加いただいた企業様(五十音順)】
 オーシャン貿易株式会社様
 株式会社福井製作所様
 株式会社フクナガ様
 株式会社松栄堂様
 嵯峨野観光鉄道株式会社様
 株式会社千總ホールディングス様
 HOTEL THE MITSUI KYOTO様

冒頭で挨拶をする文化学部の近藤 剛 副学部長

「学び」を言語化し、社会の視点と交差させる

当日は4限・5限を通してグループワークを実施しました。学生たちは事前に準備した「自己紹介フリップ」を用い、自身の研究テーマや文化学部の魅力を発表。2年次生はこれから深めたい興味を、3年次生はゼミでの探究内容を、それぞれの言葉で語り、企業の方々から質問やコメントをいただきました。話題は、ジョージ・オーウェルの思想、ショパンの手紙からみる祖国への思い、中国の大学受験、現代の”聖地“巡礼、韓国の食文化、ペリー来航時の佐久間象山と松代藩など、多岐にわたりました。また、企業の方々からは、各社が大切にしている企業理念や、日々の事業がいかに「文化」と深く関わっているかをお話しいただき、教室内は終始、活発な意見交換の熱気に包まれました。

各自の「学び」について語る学生たち

各企業での「文化」に耳を傾ける学生たち

企業満足度100%!「学生の本音が新鮮だった」

参加された企業の方々からは、学生の姿勢に対して極めて高い評価をいただきました。「学生の興味関心の幅広さに驚いた」「これだけ自分の学びを深く語れるのは素晴らしい」といった感嘆の声のほか、「就活モードとは異なる自然体の学生の本音が聞けて新鮮だった」「企業側にも気付きが多い有意義な時間だった」といったコメントも寄せられました。実施後のアンケートでは、すべての企業様から「学生が非常に積極的であった」との回答をいただき、イベント満足度も100%という結果となりました。

成長を実感した学生たち

参加した学生からも、多くの前向きな感想が寄せられています。

  • 企業と文化の密接なつながりを知り、視野が広がった
  • 他ゼミの発表を聞き、学部の学びの多様性を再認識できた
  • 社会人の方から客観的なコメントをもらい、自分の研究の社会的意義を実感した

このように、学修意欲の向上や、これまでの企業観がアップデートされる貴重な機会となりました。

成長を支援する「〈文化〉を語り合う夕べ」

本企画は、以下の「7つのチャンス」を学生に提供することを目指しています。

  1. 学びを言語化する
  2. 社会人から直接コメントを得る
  3. 学びを他者視点で捉え直す
  4. 企業と文化の関係を知る
  5. 学部の学びの社会的意義を実感する
  6. 関西企業を知る
  7. 他学年・他ゼミと交流する

今回もこの目的を十分に果たし、学生一人一人にとって確かな収穫のある時間となりました。

今回の成果を糧に、次年度はさらに多くの学生を巻き込み、学部イベントとして、より多くの学生にこの貴重な対話の機会を届けていきたいと考えています。文化学部では、これからも学部の学びを社会へとつなげる先進的な取り組みを継続してまいります。