2026.03.10

海外フィールド・リサーチ現地レポート(ウタラマレーシア大学)

空港でウタラマレーシアのスタッフやバディが迎えに来てくれたときの様子

マレーシアのウタラマレーシア大学で実施する海外FRプログラムについて、現地からレポートが届きました。 

 マレーシアの海外FRプログラムには、25人が参加しています。2月21日(土)に日本を出発して現地に3週間滞在し、マレーシア社会の多様性と伝統をテーマとして学んでいます。


(国際関係学部  1年次 大倉 巨幹)

私たちは、関西国際空港を出発し、シンガポールでの乗り継ぎを含めて約12時間のフライトを経て、ペナン国際空港に到着しました。ペナン行きの便が多少遅れるというハプニングもありましたが、無事にペナンへ到着することができました。その後、さらに約2時間バスで移動し、私たちが滞在するホテルへ到着しました。

ウタラマレーシア大学(UUM)でのリサーチテーマは、「マレーシア社会の多様性と伝統」です。マレーシアは、マレー系・中国系・インド系の人々が共存する多民族・多文化国家であり、日本とは社会・文化・宗教の面で大きく異なる世界が広がっています。実際に現地で生活する中で、多様な文化や価値観に触れる機会が多く、日々新たな学びや発見を得ています。

ホテルはとても快適で、朝食と夕食はビュッフェ形式で提供され、毎日豪華な料理が並んでいます。特に興味深いのは、日本で普段よく食べられている豚肉や牛肉がほとんど見られないことです。イスラム教徒やヒンドゥー教徒が多く暮らしているため、肉料理では鶏肉が最も一般的に食べられています。

夕食のビュッフェ

大学は、京都産業大学の約17倍に相当する広大なキャンパスを持っています。大学内には図書館や博物館のほか、カフェやコンビニなどが入ったモール、さらに鹿やダチョウが飼育されている動物公園のような施設もあり、さまざまな場所を見学させていただきました。

大学内で飼育されているダチョウ
大学内の景色

授業は、座学中心ではなく、実際にアクティビティを体験することで理解を深める形式のものが多く、楽しみながら学ぶことができます。例えば、マレーシアの伝統舞踊であるZapinを踊ったり、伝統的なお菓子であるOnde-Ondeを作ったりする体験をしました。

料理の授業の様子

授業だけでなく、マレーシアのショッピングモールや歴史博物館など、さまざまな場所を訪れる機会もあります。マレーシアで日常的に食べられている料理や、宗教の影響を受けたファッションなど、日本とは異なる文化を実際に見て学ぶことができ、とても興味深く感じています。

博物館の見学

また、私たちの研修期間は、ちょうどイスラム教で「ラマダン」と呼ばれる断食月と重なっています。ラマダンの期間中、イスラム教徒は日の出から日没まで食事や飲み物を一切口にすることが禁じられています。実際に私たちも挑戦してみましたが、この生活を1か月間続けていることに驚きました。このように、学びに満ちた毎日を過ごしています。

断食に挑戦した日の夕食前の「いただきます」