2月17日(火)、京都産業大学Innovation HUB(4号館4階)において、「マジ!?って笑ってしまう企て、最強。」を副題に掲げた「ビジネスプランコンテスト2025」を開催しました。第3回を迎えた本年度は、過去最多となる13組からエントリーがあり、書類選考を通過したファイナリスト8組(11名)が登壇しました。
会場には、協賛企業賞を提供いただいた京都中央信用金庫、京都産業大学同窓会、ソフトバンク(株)の各機関をはじめ、教職員や学生、本学イノベーションセンター支援機関、卒業生起業家など総勢70名が来場。学生ならではの斬新な視点や、練り上げられたビジネスプランへの期待、そして何より「学生の本気に触れたい」という思いが重なり、開演前から会場内は真剣なまなざしに包まれていました。
憧れのステージに上がる!
学生たちが積み重ねてきた研鑽の日々、これまでの勝者の軌跡、そして次なる勝者として挑む「憧れのステージ」へ―。オープニングムービーと在間学長からの激励を経て、会場の期待と緊張感が高まる中、いよいよコンテストは幕を開けました。挑戦者の所属学部は様々。1組ずつステージに上がり、緊張しながらも精一杯、この日のために練り上げ、あるいは実践してきたビジネスプランを、並々ならぬ情熱とともに披露。社会課題への新たな挑戦、自分の「好き」を軸にしたビジネス、大切なあの人・仲間のためにといった多岐にわたるテーマで、観覧者の心に響く圧巻のプレゼンテーションが展開されました。考えぬかれたビジネスプランに学生の本気が宿ります。
対して、協賛企業及びイノベーションセンター運営委員の教員による審査員からは、実務的かつ冷静な視点から鋭い質問が投げかけられ、時には会場に緊張感が走る場面もありましたが、その攻防を、来場者全体が息を呑んで見守りました。
厳正な審査の結果は!
「全体のクオリティが高く、甲乙つけがたい」―本年度のプレゼンテーションは完成度が高く、審査員を非常に悩ませました。厳正な審査の結果、ついに各賞が決まりました。なお、最優秀賞については、審査ポイントを極めて高い水準で満たすプランが拮抗し、安易に“最優秀”を選ぶことは馴染まないとの判断から、本年度は選出が見送られました。
【協賛企業賞】
| 賞名(副賞) | 受賞者/プラン |
| 京都中央信用金庫賞(30万円) | 森本 大智(現代社会学部4年)/「『気遣い』で消耗する人へ。AI幹事エージェント『キメテ-KIMETE』」 |
| 京都産業大学同窓会長賞(30万円) | 森本 大智(現代社会学部4年)/同上 |
| ソフトバンク賞(5万円) | 森本 大智(現代社会学部4年)/同上 |
【本学表彰】
| 賞名(副賞) | 受賞者/プラン |
| 最優秀賞(50万円) | 該当者なし |
| 優秀賞(30万円) | 森本 大智(現代社会学部4年)/『キメテ-KIMETE』 |
| 優秀賞(30万円) | 御前 星真(現代社会学部2年・株式会社リアリー)/「採用特化型 縦型ショート動画プラットフォーム『Realee(リアリー)』」 |
| 特別賞(5万円) | 中尾 凜太朗(経営学部4年)/「エージェントコマース(Elephia)」 |
| 特別賞(5万円) | 長内 里緒(国際関係学部3年)ほかチーム/「Via(ヴァイア)」 |
| 特別賞(5万円) | 内山 将太朗(情報理工学部3年)/「アイデアを技術で死なせない。学びを価値に変える、共創実践キャンパス。」 |








協賛企業賞の三冠に加え、優秀賞を受賞。
計4つの栄冠を手にした森本 大智さん(SOURO/現代社会学部4年)のコメント
「素直にうれしいです。同時に、ここからが本番だと身が引き締まる思いでもあります。受賞は通過点。“気遣いの負担”を減らすプロダクトを社会に届け、“カッコいい起業家のロールモデル”になれるよう、歩みを進めます。」
優秀賞を受賞した御前 星真さん(株式会社リアリー/現代社会学部2年)のコメント
「最優秀賞に届かず、正直なところとても悔しいです!しかし、本当に私たちが向き合うべきは、コンテストではなく、“(製品を)使ってくださる企業様”。ビジネスプランに磨きをかけ、導入企業を着実に増やしていきます。」
「交流会」―挑戦者を称える場
コンテスト終了後、Innovation HUBは、興奮冷めやらぬまま交流会へ。軽食と共に、それまでの緊張から一気に和やかな雰囲気へと場面が変わり、学部や立場を超えて、登壇学生への賞賛と活発な交流が進みました。惜しくも受賞に至らなかった学生からは、「プランには自信があったので残念。しかし、振り返ると課題があった。次こそは!」といった不屈の意気込みが聞かれ、特別賞を受賞した学生からは、「認められ、自信になった。もっと仲間を集めて、すぐではないかもしれないけど、カタチにしたい」といった前向きな声が上がりました。また、協賛企業、支援機関、卒業生起業家の皆様同士の交流も深まり、卒業生起業家同士で意気投合する場面も見られました。
会場には、アントレプレナーシップ学環に入学を決めている入学予定者数名も、観覧に来場していました。感想を伺うと、「先輩に憧れた」「高校の探究学習の発表とレベルが違う!」「早く入学したい」と語り、この場に集まった学生たちとの交流も進みました。全学部が集結する京都産業大学の「One Campus」が持つ魅力の一端が、感じられたようでした。
謝辞
京都産業大学「ビジネスプランコンテスト2025」に、勇気をもって挑戦してくれた学生チーム、そして本学のアントレプレナーシップ教育および学生の挑戦の場・機会づくりに、日ごろより多大なるご支援をいただいている皆様に、改めて深く感謝申し上げます 。
京都産業大学イノベーションセンターは、社会・産業界の皆様との連携を深め、挑戦心、起業家精神そして行動力・実現力を持つ学生の育成に、引き続きまい進してまいります。
