
インドネシアのマタラム大学で実施する海外FRプログラムについて、現地からレポートが届きました。
インドネシアの海外FRプログラムには、20人が参加しています。
2月14日(土)に日本を出発して現地に3週間滞在し、インドネシアの経済発展における伝統と現代社会の共存をテーマとして学んでいます。
(国際関係学部1年次 小宮山 泰盛)
私たちの研修先であるロンボク島へは直行便がなく、一日目は京都から首都ジャカルタへ、二日目はジャカルタからロンボク島へというスケジュールで移動しました。
まず羽田からガルーダ・インドネシア航空の便を利用しました。機内に入ると微かにエスニックなスパイスの香りを感じ、インドネシア語と英語のアナウンスにより、日本語の世界を離れるという事実を実感しました。また、キャビンアテンダントの方とのコミュニケーションでも日本語はほとんど通じず、翻訳ソフトを使えないこともあり、皆、慣れない英語を絞り出してコミュニケーションをとっていました。

7時間超のロングフライトを終えて待っていたのは、荒波のように押し寄せるインドネシア文化の波でした。着いたのはちょうど日暮れの時間。この国はイスラム教徒が多く、公共施設もそれに適応したものとなっています。そのため、祈祷を促すアザーンが流れていました。早速、事前に学習していたことの一つを体験し、テンションが上がりました。
また、空港のいたるところに祈祷室があり、目に見える形でイスラム文化を感じることができました。一日目のジャカルタでは、空港近辺の飲食店で夕食を取りました。
私と友人が入ったのは近くのアジアンカフェです。店に入ると、日本のように店員さんが案内してくれるわけではなく、自分で店員さんにオーダーシートをもらって記入し、先払いをするという、日本ではあまり見られないシステムに驚きました。
頼んだのは、レッドチリチキンライスという、ご飯と焼いたチキンレッグに野菜とえびせんべいが添えられた料理でした。事前に辛い食べ物が多いと聞いていたものの、チキンは塩コショウでさっぱりと味付けされており、食べやすく油断してしまいました。本当に辛かったのはライスやソースで、口に運んだ瞬間、刺されたかのような辛さを感じ、口々に「辛い!痛い!」と言いながら食べました。後にバディに聞いたところ、先述のえびせんと一緒に食べることで辛さを軽減できるとのことでした。

また、周りを見ると、バティックのシャツや薄手でゆったりとした服装の人が多く、高温多湿の気候に対応したものであることが分かりました。
二日目、ロンボク島のプラヤ空港に着くと、バディたちが笑顔で迎えてくれました。ホテルまでは、周りの山や交通事情、寺院やモスクについて説明しながら案内してくれました。


三日目からは、ついに現地大学での研修が始まりました。
ロンボク島マタラム大学チームのテーマは、異文化共生や宗教、経済についての学習です。そのため、大学での座学だけでなく、バディと街に出て実際に体験することで理解を深める機会が多く用意されています。
道を渡る際の特有のルール(止まってほしい方向の車に向かって手を振る)や、アプリを使ったタクシーの呼び方、レンタルサイクルの利用方法を教えてもらいました。
多くの交通手段がアプリとクレジットカードで完結するようになっており、デジタル化の進展を感じました。その日の夜には、自分たちでレンタルサイクルを利用して実践しましたが、なかなか車を止めることができず、道を渡るのに苦労しました。しかし、交通の流れをかき分けてたどり着いたストリートフードは絶品でした。
翌日には、マタラム大学国際学部の学生とグループディスカッションを行い、互いの地域の食べ物や文化、マナーなどを紹介し合いました。ササックの結婚式や食事のマナー、おすすめの食べ物について学ぶことができました。
午後からはバディと一緒にショッピングへ行き、街中の路地裏の商店で伝統的なバティック柄の服や帽子などを購入しました。英語の分からない現地の方とも、身振り手振りでコミュニケーションをとるなど、新鮮な経験をすることができました。

残りの研修でも、貴重な体験を一つでも多く吸収し、今後につなげられるよう努力したいと思います。