2026.02.19

DE&Ⅰ推進に向けた学部等横断セッションを開催しました

2月10日、本学神山天文台ホールにて、DE&I(ダイバーシティ〈多様性〉・エクイティ〈公平性〉・インクルージョン〈包摂性〉)に関する推進状況および課題を、学部や部局を越えて共有し意見交換を行う「令和7年度DE&Iオープンセッション」を開催し、72名の教職員が参加しました。

冒頭、学長より、「DE&Iの推進」は、本学の理念である「産業(=むすびわざ)」の精神を現代において実践する5本の柱のひとつに位置付けている。本日はまさに私たちが学部や立場を越えて正面から向き合う場です。と述べられました。

続いて各学部・部局からは、今年度のDE&I推進に関する進捗報告書および次年度計画書の作成にあたり工夫した点、ならびに現場で見えてきた課題について共有されました。

<ライフイベント期のサポートについて>
家庭状況や介護事情を踏まえた柔軟な対応や業務負担の調整の必要性、オンライン会議の活用などが多くの意見として挙げられました。理学部で実施されている、学部長による全教員との個別面談は、教員の状況把握などにつながる好事例として注目を集めました。


<外国人教員・留学生へのサポートについて>
外国にルーツをもつ教員や留学生への情報提供や支援についても活発な議論が行われました。日本語のみの文書や掲示など、情報が届きにくい状況などが課題として指摘され、多言語表示や「やさしい日本語」の活用、ICTを用いた支援など、誰にとっても理解しやすい環境づくりの必要性が議論されました。

<ジェンダーバランスについて>
教員採用時の無意識バイアス、女子学生比率の向上やキャリア形成支援、非専任職員の待遇およびキャリアパス制度の明確化などについての前向きな提案も挙げられました。

<メンタルヘルス支援・障害学生支援について>
学生・教職員全てに関わるメンタルヘルス支援の強化、埋もれやすい軽度障害学生の支援など、大学全体で取り組むべき課題が挙げられました。

最後に、学部や部局を越えて協働する姿勢がDE&I推進の原動力となるとの認識が共有され、次年度に向けて具体的な改善を進めていくことが確認されました。