記者説明会|世界農業遺産の学びから生まれた新商品「京産大はちみつ梅」「京都蜂蜜エール」— 南部高校と共同開発の“はちみつアイス”も紹介
京都産業大学生命科学部では、世界農業遺産(GIAHS)「みなべ・田辺の梅システム」を核に、地域・生産者・福祉団体・高校と連携した実践的な学びを推進しています。
2026年2月12日に実施した記者説明会では、学生が採蜜・収穫・企画・デザイン・製造まで関わって完成させた「京産大はちみつ梅」と「京都蜂蜜エール」、さらに南部高校と共同開発したはちみつアイスを紹介しました。
① 梅プロジェクト「京産大はちみつ梅」
生命科学部産業生命科学科4年次生の久下愛実さんより、世界農業遺産の地・和歌山県みなべ町を舞台に、梅の収穫・選果・塩漬け・天日干し・はちみつ漬け・包装までの一連の工程を体験したことについて説明しました。
久下さんらは、地元の梅生産者紀州高田果園、就労継続支援A型事業所南高梅の会と協働して、白干・しそ・はちみつの3種を仕上げました。梅林での収穫(斜面ネット上の拾い取り作業)、天日干し、包装・検品といった現場工程を通して、伝統的な生産システムと農福連携の意義を学びました。
- 白干梅:シンプルながら梅本来の酸味と香りが広がる。
- しそ梅:しその香りと鮮やかな色合いで、さっぱりした後味。
- はちみつ梅:本学のはちみつをたっぷり使用し、やさしい甘酸っぱさ。
※現在はお電話でのみ申し込みを受け付けております。
※販売価格は3種類とも100g1,100円(税抜き)となり、別途送料が必要となります。
販売先:たかだ果園
〒645-0022 和歌山県日高郡みなべ町晩稲849
TEL:0739-74-2113


② 京都蜂蜜エール(蜂蜜発泡酒)
生命科学部先端生命科学科4年次生の砂畑ひめゆりさんからは、大学キャンパスで採れた蜂蜜を用い、京都府木津川市のクラフト醸造所ことことビールと共同開発したことについて説明をしました。
砂畑さんらはコンセプト設計・ラベルデザイン・仕込み~充填まで参加しました。蜂蜜のやわらかな香りと穏やかな後味が特長で、酒税法上は発泡酒として提供されます。330ml/880円で、醸造所の公式オンラインストアから購入可能です。
また、砂畑さんらはGC-MSによる香気成分分析で蜂蜜由来の特徴成分を確認し、香り設計の裏付けとして学術的な視点からの検討も行ったことを説明しました。
購入サイト:「ことことビール」公式EC(外部)
https://kotokotobeer.official.ec/items/132289841


③ 南部高校 × 本学「はちみつアイスクリーム」
生命科学部先端生命科学科3年次生の大迫愛さんからは、南部高校「食と農園科」の生徒と本学学生が、大学産の蜂蜜を活用したコラボアイスを共同開発したことについて説明をしました。
13項目の官能評価で香り・甘み・後味・滑らかさ等を検証し、市販バニラ製品との比較を通じて、蜂蜜由来の自然な甘い香りとまろやかな口当たりといった特長を明確化しました。
2026年2月8日の「UME-1フェスタ」(みなべ町)では高校生チームが販売を担当し、来場者から好評を得ました。


本学は今後も、地域と協働しながら、学生がフィールドで学んだ知見を商品の価値として社会に還元できる仕組みづくりを進めていきます。
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