2026.01.27

展示イベント「Who are you? ―『日本人』と『外国人』の境界を再考しよう―」を開催しました!

1月15日(木)、グローバルコモンズにて、展示イベント「Who are you? ―『日本人』と『外国人』の境界を再考しよう―」を開催しました。

日本社会では、外国にルーツをもつ人々や帰国子女など、さまざまな背景をもつ人がより一層増えています。一方で、日常の中では依然として「日本人」と「外国人」という二分的な枠組みで人を捉える場面も少なくありません。本イベントは、こうした社会状況を踏まえ、日本に住む多様な背景を持つ人について理解を深めることを目的に企画しました。

展示は、「国籍と民族」「他者化」「日本人性」「制度のワク」の4つのエリアで構成され、記事や映像資料などを通して、外国にルーツをもつ人、在日コリアン、「ハーフ」、日系人、難民、アイヌ、帰国子女など、さまざまな背景をもつ人の視点を用意しました。また、各資料を理解するための概念や背景についての解説もあわせて提示しました。

参加者は、会場内を自由に回りながら、資料を読んだり映像を視聴したりするなど、それぞれのペースで展示に触れていました。また、ホワイトボードに自身の考えを書き込んだり、その場に居合わせた参加者同士で意見を交わしたりする様子も見られました。

展示終了前のクロージングトークでは、主催者が展示のねらいや構成について、自身の経験にも触れながら説明しました。その後、参加者が感じたことや考えたことを共有し、意見交換を行いました。

本イベントは、日本社会における多様な視点に触れ、「日本人」「外国人」という言葉の背景にある前提や社会制度について再考する機会となりました。

グローバルコモンズでは、今後も学生の異文化理解の促進を目的としたイベントを開催していきます。

参加者の声
  • 一見個別の問題に見えても、様々な問題に構造的な関連があると感じた。
  • 「日本人」として何不自由なく暮らしてきたが、日本にもマイノリティーがこれだけ存在することにこの展示を通じて実感できた。
  • 日本人とは?という問いよりも、region(地域)を問う方が、本質に近いのではないかと考えた。
  • 「ナニ人」「どこの国籍」など、特に深く考えることなく使う言葉には、分けるのが難しい部分もふくまれていて、それでも社会の制度上分けざるを得ない現状が浮き彫りになった気がした。
  • 自分自身には普段関係ないと思っていたことに対して、自分も当事者であるかのように書かれていて、改めて考えさせられました。
  • 日本人という言葉の再定義は、まだ時間がかかると思いますが、まずは共感することの大切さを改めて気づかせてくれる展示でした。