2026.01.27

ドイツで起業した卒業生による卒業生講演会を開催しました

 外国語学部ヨーロッパ言語学科ドイツ語専攻は、ドイツで起業した卒業生、重松 直志氏(2010年3月 本学外国語学部 ドイツ語学科 卒業)を講師に招き、2025年12月26日(金)に卒業生講演会を開催しました。
 重松氏は本学のサッカー部でも活躍した後、サッカーのコーチング学をドイツで学ぶことを希望し、2011年2月渡独しました。その後ケルン体育大学(Sporthochschule Köln)の正規学生を経て、2024年4月ドイツのメーアブッシュ(Meerbusch)市に設立した自身の会社 KOKOROZASHI(志)の代表取締役として、コンサルティングや日系企業現地営業サポート、日系マッサージ店運営、スポーツマネージメント、サッカースクール運営と多彩な事業を現在展開しています。

 講演は、自身の会社とその仕事内容を写真や動画も活用して視覚的に紹介してくれた「自己紹介」から始まりました。
 次に、京都産業大学との出会いからドイツで学び、働き、そして起業するまでのリアルな体験を「人生の分岐点」と名付けた5つの大きな出来事を軸に振り返りながら、力強く語ってくれました。そこには「やりたいことを後悔の残らないようにやり遂げる」という強い思いと、「自分にしか出来ないこと」を常に探し続けながら実行していくという行動力に裏打ちされた、地道な、しかし着実な一歩を重ねながら進むプロフェッショナルな生き方が垣間見えました。


 その後の「留学」や「海外のマーケットで必要とされる人材」についての話は、重松氏の数々の経験から導かれてきた貴重な情報であり、後輩たちへの熱いメッセージであったように感じます。言葉や文化の違いに戸惑いながらも、挑戦を重ねて見えてきたことや、うまくいかなかったことも含め、海外で生きる楽しさと学びがギュッとまとめられていました。
 最後に語ってくれた「多くはないチャンスを掴み取る」重要さと、それに続けて「その時に準備ができているか」と後輩たちに投げかけてくれた問いは、サッカーを通じて京都産業大学やドイツ語と出会い、自分のやりたいことをとにかく大切にしてきたことが今の重松氏自身につながっていることを示す、とても重要な視点だと思います。

 本学で身につけた外国語能力を活かし、実社会で活躍する先輩の姿は、参加者の後輩たちにとって参考になることが多かったようです。以下にその声を一部紹介します。

  • 私は今、文法や発音にこだわってドイツ語を学習しているが、将来ドイツを訪れたとき、面白い奴だと思ってもらえるように、まず自分の好きなことを深く話せるようにしたいと思った。
  • 貴重な体験を聞かせていただきありがとうございました。重松さんは常に目標を持って行動していて大変感銘を受けました。僕はやりたいことが見つからないというか、行動しようという意思が続かなくてすぐ投げ出してしまいます。どうすれば目標に向かって頑張れますか?
  • 重松さんがどのようなきっかけでドイツ語を学ぶようになり、現在の仕事につながっているのかを知ることができました。自分も海外研修に行く予定なので、引き続きドイツ語の勉強を頑張っていきたいと思いました。
  • とてもためになる話をたくさん聞けて良かったです。
  • 就職や留学に役立つ話を聞くことができた。貴重な体験をさせていただきありがとうございました。
  • しっかり目的を持って生活しようと思いました。
  • お話を聞いて、サッカーからドイツ語を学び、現在の仕事や生き方に繋がっていることを知ることができました。私は今、課題をして授業について行くことでいっぱいいっぱいですが、自分の好きなことに取り組む時間も大切にしたいと思いました。
  • 好きなことをやりながら仕事をし、すべてのことが上手くいくわけじゃないけど全力でやるというマインドがとてもカッコイイと思いました。ありがとうございました。
  • 熱い内容で、すごく刺激を受けました。
  • 自分自身がどれだけの時間を無為に過ごしてきたか、改めて気付かされました。
  • 私もドイツで学びたいと考えていて、今回の講演を聞いてより行きたいと感じました。言語の壁はあっても真摯に取り組み、何事も今しかできないと考えてやることが大事だと学びました。
  • 常に全力であるというマインドに感銘を受けた。自分もそのようなマインドで生きていきたいと感じた。
  • ドイツで実際にお仕事をされている方のお話を聞く機会はなかなか無いので、とても貴重な経験になった。日本で大学を卒業することが多くの人にとってはゴールだと思うが、重松さんにとってはそこがスタートで、さらにドイツ語やサッカーについての勉強を続けた点がすごいと思った。私も海外で仕事をしたい思いが強いので、大学卒業をゴールと思わず、より色々なことに目を向け勉強し続けたいと思った。また、怖がらずに挑戦したいことに飛び込んでみることも大事だと思った。大学生活をより有意義にしたいと思う。
  • 外国語学部は授業がすごく多いのに、部活までされていたのがすごいと思いました。私も授業を休んでしまうことが多いので、現地に留学して学校に通えるほど、ドイツ語が上達されたことが希望になりました。
  • 重松さんの話を聞いて、とても冷静で落ち着いた方ですごいと思いました。…もうすぐで大学一年の授業が終わりますが、自分は全然行動できていないので、重松さんを見習ってもっと自分から行動したいと思いました。