2026.01.08

4年間の学びの集大成、4年次生による卒論紹介WEEKが開催されました!

2025年12月18日から12月24日の5日間、お昼休みに真理館2階スチューデントコモンズにて、各ゼミの代表の4年次生を選び、各自の卒論について研究の背景や、目的、概要などについて報告を行う卒論紹介WEEKが開催されました。

(学生ライター 国際関係学部4年次 樋上 智大)

冒頭に須藤先生から「卒論紹介WEEK」の目的や概要の説明がありました。その後、学生の発表へと移り、3日目である12月22日は、須藤ゼミと植原ゼミの学生が発表を行いました。

須藤ゼミの学生からは、「中国の海洋プラスチック問題」というテーマでの発表が行われました。論文は漁師が海洋ごみを回収し、港で買い取ってもらう仕組みを作り、それをブロックチェーンやQRで管理を行うといった内容でした。中国には「環境保護大国」と「南シナ海などの海洋進出」という二面性があり、海洋プラスチック問題の解決には条約などの国際的な枠組みには慎重ではある一方、国内や二国間協力なら進む可能性があると説明しました。

次に植原ゼミの学生(筆者)からは「東南アジアにおけるアパレル副資材の模倣品対策」というテーマの卒論を発表し、ベトナムの国内市場の中でどのように模倣品が製品サプライチェーンに混在するのかを調査した内容でした。ベトナムの国内サプライチェーンには多層の中間卸売業者が存在し、彼らがそれぞれの仕入れ先から商品を購入しているため、模倣品が入りやすくなっていること、また、製品管理に対しての意識が低いことを指摘し、結果的に模倣品が市場に流通しているのではないかと主張しました。

須藤先生からは、ペットボトルなど海洋プラスチックから糸を作る流れや、アパレル副資材であるファスナーのサプライチェーンなど具体的なものがはっきり見れていた点を評価し、テーマにかかわる人や企業、そして国家というところまできちんと目を配って論文を作成していることに解像度が高いとの言葉をいただきました。

今回の発表を振り返り、個人的に感慨深かったことがあります。共に登壇した学生は1年次に英語のクラスが同じであり、別日に登壇した学生の中には、1年次の「海外フィールド・リサーチ」で共にベトナムに滞在した友人もいました。
入学当初は同じ授業を受け、似たような景色を見ていましたが、4年間を経てそれぞれの関心を深め、それぞれ専門性を身につけていることに、同じ学部で学ぶ学生として、純粋に嬉しさを感じました。

質疑応答では、後輩たちから鋭い質問もたくさんいただきました。私たちの発表が、これから卒業論文に取り組む3年次生にとって、自分の視点を持って意欲的に取り組むきっかけとなればと思います。私自身も、いただいたフィードバックを糧に、卒業論文の完成に向けてラストスパートをかけて頑張ります。