2025.12.24

経済学部 イケダゼミと千葉ゼミの学生が英語プレゼンテーション大会に参加しました

集合写真

経済学部のイケダゼミ(2年次・3年次)と千葉ゼミ(2年次)が、12月20日(土)に立命館大学びわこ・くさつキャンパスで開催された第4回英語プレゼンテーションセミナー(4th  English Presentation Seminar "Global Economy") に参加しました。

京都産業大学からは7チーム(イケダゼミから6チーム、千葉ゼミから1チーム)と2教員、京都橘大学から3チームと1教員、立命館大学から6チームと2教員が参加しました。(合計3大学、5教員、16チーム、77名の学生)
そして、立命館大学の留学生の大学院生4名もコメンテーターとして参加しました。

発表論題は、世界全体での地球温暖化の問題から京都の観光問題まで、多岐にわたりました。

イケダゼミの発表論題

・Disaster Risk Reduction Efforts in Kyoto City
・Overtourism in Kyoto and Beijing
・Why are Kyoto's Urban Green Spaces Important?
・Let's Prepare for Disasters!
・Are tourists safe in Kyoto during an earthquake?
・Nankai Trough Earthquake: Safeguarding Lives and Preventing Secondary Disasters.            

イケダゼミ1
イケダゼミ2
イケダゼミ4
イケダゼミ3
イケダゼミ5
千葉ゼミの発表論題

・Bear Problems in Kyoto

千葉ゼミ

参加した学生は、国内外の諸問題をマクロ経済データや関連研究を元に分析したりし政策提言を行うだけでなく、それらの内容を英語に訳して発表し、そして英語で質疑応答するという難易度の高い活動を経験しました。加えてランチタイムには、他の参加者との交流も活発に行うことができました。

学びあり交流有り、の印象深い1日になったに違いありません!

参加した学生からのコメント

  • 私は地震に対する防災対策の不十分さ、特に外国人観光客への対応に課題があることを強く認識しました。京都は国際観光都市として多くの外国人を受け入れていますが、調査を進める中で、火災対策は比較的整備されている一方、地震発生時の対応については十分とは言えない点が明らかになりました。言語や文化の違いにより情報伝達が円滑に行われない場合、混乱やパニックが生じ、被害が拡大する可能性があることが重要な問題であると感じました。今後は、外国人にとってより理解しやすく行動しやすい環境を整えることで、京都が都市としてさらに国際化していく必要があると考えます。本発表を通して、国際都市における防災対策には、外国人観光客を想定した視点が不可欠であることを学びました。
  • 英語によるプレゼンテーション能力だけでなく、協働的に学ぶことの重要性を実感しました。発表準備の過程では、京都府が観光客向けに整備している災害対策が必ずしも十分に周知されていない点に着目し、それらの情報を分かりやすく伝えることを意識しました。また、他大学の学生による発表を聴講することで、都市の緑地が人々にもたらす効果や、京都における観光保全活動について新たな知見を得ることができました。英語での発表では、原稿を大きく詰まることなく読み切ることができた一方で、話す速度や語彙の調整、質疑応答における即応性といった課題も明確になりました。これらの経験を通して、私は英語運用能力に加え、聞き手を意識したスライド作成や役割分担の重要性について理解を深めることができました。
  • 私は英語で人前に立って発表することに対する心理的な不安が軽減されたと感じています。発表準備の段階では、内容を分かりやすく伝えることを最優先に考え、原稿を用意したことで落ち着いて発表に臨むことができました。また、同じテーマであっても、各グループの視点や構成が異なることを知り、物事を多角的に捉える重要性を学びました。一方で、質疑応答において即座に英語で意見を述べることの難しさも実感し、特に意見を求められる質問への対応が今後の課題であると認識しました。明確な役割分担のもとで行われたグループ活動は円滑に進み、今後はより自然で自発的な英語表現を身につけたいという学習意欲が高まりました。