本学外国語学部イタリア語専攻と共催で、ローマの語学学校Dilitによるイベントが11月12日(水)の昼休みの時間に行われ、イタリア語を学ぶ学生たちが参加しました。


Dilit(Divulgazione Lingua Italiana「イタリア語の普及」の略称)は1974年に設立され、教育大学研究省によって正式に認可された、イタリアで最初のイタリア語学校の一つです。現在では、イタリアで最も権威のあるイタリア語学校の一つとして認められています。イタリア語教育において、コミュニカティブ・アプローチ(言語形式や構造ではなく、意味のあるコミュニケーションを重視した教授法)をいち早く採用し、このアプローチは現在も進化を続けています。
本学のイタリア語専攻の「専攻イタリア語(会話)」の授業ではDilitの革新的でユニークな教授法を取り入れています(こちらをご確認ください)。主な特徴の一つは、学習者を研究者と見なし、学習に対する当事者意識を持たせるために学習者の自律性を高めることです。もう一つは、学習者が初心者であっても、最初から本物(生)の言語に慣れさせるために真正な教材のみを使用することです。
イベントは、Dilitのイタリア語教員であり教員指導者でもあるシルヴィア・デ・アンジェリス氏によりイタリア語で行われました。参加者にとっては授業外でイタリア語に触れる貴重な機会となりました。参加者は13名で、内9名はイタリア語専攻の学生(3年生2名、1年生7名)、4名は共通教育科目でイタリア語学習の経験がある学生でした。

最初に参加者は4つのチームに分かれ、プレゼント付のチーム対抗戦クイズで盛り上がりながらローマの文化や歴史等について学びました。その後はローマの紹介ビデオを鑑賞し、さらにローマについて学ぶことができました。最後にDilitの紹介がありました。
今後も、本学でイタリア語を学んでいる学生の学習意欲を高めるために、イタリア語を使ってイタリア文化が学べる貴重な機会を増やしたいと思います。

