2025.11.13

生命科学の知識を活かした社会課題の解決に向けて 「フォトスポットマップ〜公園内に潜む魅力を探そう〜」

京都産業大学生命科学部 産業生命科学科では、産学協働教育に力をいれています。企業やNPO、地方自治体などと連携をしながら、社会で実際の課題解決にあたることが成長につながると考えているからです。今年度は、6名の学生が平城宮跡管理センター様より頂いた「平城宮跡歴史公園の活性化・利用促進にむけ、魅力を発信する方策を考える」という課題に取り組みました。


学生らは、課題に取り組む中で、公園の豊かな自然と生き物・歴史的景観を公園の魅力として注目し、歴史に興味がある人だけでなく、地域の子供たちや海外の方にも幅広く平城宮跡歴史公園に関心をもってもらいたいとの考えから、フォトスポットマップの作成を企画しました。


この企画では、生命科学部の学生ならではの視点から見つけた、生き物や景観など、公園の魅力の写真と位置を1枚のマップにまとめています。

また、来訪者が自身の魅力を探しに公園を探索できるように、分かりやすく親しみやすい配布用のイラストマップも作成しました。


配布用のイラストマップには、本企画公式InstagramのQRコードも掲載しています。

マップに掲載している写真の注目ポイントや、生き物のちょっとした知識など、より深く平城宮跡歴史公園の自然・歴史に関心を持って貰える機会につながればと考えています。


このフォトスポットマップは11月末まで掲示される予定です。皆様自身のお気に入りの場所を見つけに、ぜひ平城宮跡歴公園にお越し下さい。

企画実施期間・場所

日時:2025年11月1日(土)~11月30日(日)
場所:平城宮跡歴史公園 平城宮いざない館休憩コーナー

フォトスポットマップ企画詳細

生命科学PBL(課題解決型学習)とは?

生命科学PBL(Project Based Learning:課題解決型学習)は、企業や地域団体、地方公共団体などが抱えている課題の解決策を学生自らの力で立案し、実行する授業科目です。2年次に開講される生命科学PBL1では、さまざまな演習を通じて、チームで協働する力や、企画を立案する力を学びます。3年次に開講されるPBL2では、企業などから提案される課題の解決策を立案して実行します。チームで協働しながら社会のリアルな課題にあたることで、調整力や実践力を養います。