11月8日(土)、本学の学生ファシリテータ(以下、学ファシ)と新潟大学NICEプログラムで活動するスチューデントアシスタント(以下、SA)の交流会を本学で開催しました。
学ファシとSAはそれぞれの大学において主に授業支援の場面で、受講生に対して同じ学生という対等な立場から「教えるより寄り添う」「一緒に考える」姿勢を大切にしているという共通点があります。また、昨年度より学生ファシリテータを対象としたファシリテーション研修(全3回/15時間)に毎回、新潟大学から数名のSAが参加されるなど交流してきました。
今回の交流会は、グループワークを通して自分たちの団体の取り組みと他大学の取り組みを比較・相対化し、改めて自分たちの強みや弱みなどに気づくことを目的に実施しました。
参加者からは活動への思いや熱量が言葉や表情に溢れていて、終始和やかな雰囲気のなかで楽しく有意義な交流が行われました。
実施概要
| 日時 | 2025年11月8日(土)15:00~17:30(18:30まで懇談・交流タイム) |
| 場所 | Innovation HUB(4号館4階) |
| 参加者 | 17名(新潟大学9名・本学8名) |

プログラムの序盤に学ファシがアイスブレイク「フリップ自己紹介」を進行し、各グループで自己紹介し合うと、参加者はすぐに打ち解けて会場全体が和やかな雰囲気に包まれていました。次に、SAと学ファシがそれぞれの取り組み概要を紹介し、活動のなかでの「困りごと」を共有し、後半のグループワークへとつなげました。メインとなるグループワークでは、先ほど共有した困りごとを改善・解決するためのアイデアを出し合いました。共通する悩みや困りごともあれば独自のものもありましたが、どのグループも活発な話し合いを通じて多様な視点から多くのアイデアを出すことができ、それぞれが実践に戻った際に取り組めそうな具体的な内容としてまとめることができました。
交流会後にはお茶とお菓子を囲んで懇談・交流タイムを設けました。限られた時間ではありましたが、さらに打ち解けて交流を楽しんでいました。
新潟大学の皆さん、お越しいただきありがとうございました。

学生ファシリテータ(学ファシ)とは
F工房とともに「指導型」から「支援型」の教育環境の実現に向けて活動する学生スタッフです。
例えば、授業やイベント等では、受講生や参加者の安心・安全をつくり、意欲を引き出すために、アイスブレイク(緊張をほぐすためのワーク等)の進行や、互いに本音を話し合える対話のサポートなどを通じて「学生の主体的な学び」を支援します。学ファシ活動は、単位や給与等の発生しないボランティアです。
※ファシリテータとは:グループ活動などがうまく運ぶよう支援する人のことです。
主体的な学びの場づくりはF工房にご相談ください!
~現在、第16期は86人で活動中~
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