2025.11.07

幼稚園児向けにデジタル工作機器を用いたイベントを開催!

情報理工学部の伊藤 慎一郎准教授と情報理工学部、現代社会学部の学生3人が、最新のデジタル工作機器を使って「ものづくり」に取り組める学びの場「ファブスペース」主催の企画として、京都産業大学すみれ幼稚園の園児約50人を対象に3Dプリンタを用いたデジタルファブリケーション体験イベントを同園にて開催しました。
イベントでは、園児にデジタルデータをもとに創造物を制作する技術であるデジタルファブリケーションに触れる機会を創出することを目的に開催し、3Dプリンタによる立体造形の実演と、レーザーカッターの加工物を用いた遊びを園児たちが体験しました。

3Dプリンタ実演&デジタル工作機械体操

3Dプリンタによる実演では、キャンパスから持参した3Dプリンタを用いて、園名である「す」「み」「れ」を実際にそれぞれ造形し、その様子を園児に観察してもらいました。園児たちは普段目にする機会のない3Dプリンタの稼働する様子を、興味津々に見ていました。
また、ファブスペースと情報理工学部の学生らが考案した、小さな子どもでもデジタル工作機器がわかるように体を動かしながら学べる「デジタル工作機械体操」も実施。デジタル工作機器の動きを真似ながら、園児らは元気に体を動かしていました。

3Dプリンタを興味深く見る園児ら

3Dプリントで出来上がったもの

「デジタル工作機械体操」の様子

「デジタル工作機械体操」動画

立体パズル体験

柔らかく弾力のあるEVA素材をレーザーカッターで人や木、動物、花型などに加工し、木に見立てた土台にそれらのパーツをパズルのように組み合わせる遊びを園児らが体験しました。

園児らにレーザーカッターでパズルを作ったことを教える伊藤准教授

カラフルなEVA素材を用いて、思い思いに楽しむ園児ら

伊藤准教授は「今後もデジタルテクノロジーを活用しながら、素材の手触りや香りに好奇心を持ち感性を育てるものづくりの学びと交流を幅広い世代へ広げていきたい」と語りました。

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