2025.10.27

京都土地家屋調査士会寄附講座 成績優秀者表彰式を開催しました!

法学部の専門教育科目「土地家屋の調査と表示の登記」(担当:草鹿 晋一 教授)は2003年から開講している京都土地家屋調査士会の寄附講座です。
今回、同講座の成績優秀者4人<小林 浬さん(法・2年次)、諸留 瑛太さん(法・3年次)、添田 瑛暉さん(法・2年次)、西川 悠輝さん(法・3年次)>が京都土地家屋調査士会から表彰されました。表彰式では、京都土地家屋調査士会 中島 昌行 会長から優秀者へ賞状と副賞(図書カード)が贈られました。

土地家屋調査士とは?

不動産の表示に関する登記及び筆界(土地の境界)の専門家として、土地と家屋に関する調査・測量及び登記の代理申請等を行う専門家のことです。また、現在社会問題となっている「所有者不明土地問題」や「空き家問題」の解決に向けた取り組みも行われています。不動産を正確に登記しないとさまざまな問題が生じてしまいます。国民の不動産を守る重要な仕事である土地家屋調査士とその業務について、正課の科目として受講できるのは、京都では本学だけです。

成績優秀者の2人が語る本講座の魅力とは?

小林 浬さん(法・2年次)

講座受講前から、土地家屋調査士試験の勉強をしていましたが、学術的な部分の理解が不十分だと感じていました。本講座を受講して、実務経験の豊富な土地家屋調査士の声を直接聞くことができ、曖昧であった箇所の理解が深まりました。
本講座での学びを活かして、即戦力として活躍できる土地家屋調査士になりたいと思っています。
測量士補などの資格取得にも力を入れ、顧客にワンストップサービスを提供できる仕事ができればと考えています。

諸留 瑛太さん(法・3年次)

正課の科目として、土地家屋調査士の業務について学べるのが京都では本学だけであることが魅力だと思います。不動産関係の仕事は宅地建物取引士のイメージが大きかったのですが、本講座の受講が土地家屋調査士という仕事を知るきっかけとなり、視野が広がったと感じます。
土地家屋調査士という仕事が、将来の選択肢の一つになりました。
進路として選択しなかったとしても、家を購入する際など今後必ず役に立つ知識のため、引き続き勉強を続けていきたいと思います。

表彰式終了後には、土地家屋調査士を宣伝するためのTikTok動画の撮影が行われ、学生が出演者として撮影に協力しました。撮影された動画は、京都土地家屋調査士会のTikTok(@tokacho)で公開されています。