9月20日(土)に、京都府立園部高等学校のArea Studyの講座で、英語学科の宮澤 直美 教授がアメリカ文学と文化について英語を使って講義をしました。
「Area Study」は、園部高等学校と京都産業大学が連携して行う特別授業です。
今回の講座では、2001年の9.11アメリカ同時多発テロ事件について、英語で説明し、その後シリアから移住した詩人の作品を生徒と一緒に日本語に翻訳しました。
参加した生徒の皆さんは、単語や文法を調べながら、詩の意味を読み解こうと熱心に取り組んでいました。


「『英語を学ぶ』ではなく『英語で学ぶ』楽しさが理解できた」、「文学や詩を面白いと思った」、「お家に帰ったら家族にこの詩の説明をします」など、嬉しい声を聞くことができました。実際に英語での講義を受講し、詩の翻訳を通じて、言葉の力、差別問題などのアメリカ社会の問題にも興味を持ってくれたようです。
英語学科のホームページでは、「『英語が好き』のその先へ」を掲げています。今回の講座では、『英語が好き』ということを出発点に、英語学科の5つの専門分野の学びがそれにどのように答えるのか、何ができるようになるのか、自分はどのように成長できるのかについて、アメリカ文化・文学と言葉を題材にして、実践的に紹介しました。
園部高等学校のみなさんにとって、今後の高等学校での学びや進路選択に活用してもらえる体験になればと願っています。
なお、今回の「Area Study」の様子は、園部高等学校のホームページにも掲載されています。
第5回 Area Studyを実施しました