2025.10.01

2025年度「熊本・山鹿フィールド」フィールドワークの実施

2025年9月9日(火)~12日(金)、初年次教育センターが運営している共通教育科目「熊本・山鹿フィールド」(1年次生対象)のフィールドワークを熊本県山鹿市で行い、受講生21名、アドバイザー学生2名、教職員2名の計25名が参加しました。

本科目は、2015年度から学祖荒木俊馬の意思を継承し“将来の社会を担って立つ人材”を育成するため、受講生が学祖生誕の地である熊本県山鹿市を訪れ、足跡を辿ることで「建学の精神」の一層の理解と体現を促すことを目的に開講しています。

フィールドワークは、「山鹿の地域活性化」を今年度の本科目のテーマとして設定し、山鹿市の特性を地域活性化に繋げた事例などを調査するため、以下の施設等を訪問しました。

  • 熊本県立濟々黌高校(学祖の母校)
  • 本学創立50周年記念事業として建立した記念碑(学祖生誕の地・ゆかりの地)
  • 山鹿灯籠民芸館
  • 七七屋山本堂
  • 山鹿市役所
  • 八千代座

八千代座では、伝統文化である灯籠踊りも披露いただきました。また、本フィールドワークを実施するにあたり様々な面でご協力いただいた山鹿市役所を訪れ、山鹿市役所に勤務されている本学卒業生による講話、山鹿市文化課をはじめとする関連部署の方を交えてのグループワークを行いました。
受講生たちはフィールドワーク期間中、各グループで行動し、さくら湯や豊前街道等も積極的に訪れ、現地で得た情報をもとに、最終日の発表直前まで発表内容を議論しました。
最終日には、授業開始から各グループが取り組んできたことや、今回のフィールドワークで調査し、学んだことなどを取りまとめ、山鹿市役所の方々やフィールドワークにご協力いただいた地元の方々に対して発表し、提案しました。
今年度は、「山鹿でサウナイベント開催」、「山鹿をマインクラフトで再現し一般公開する」、「山鹿の栗の知名度を向上させる」、「山鹿がバイクミーティングを開催」、「山鹿の子供が大人たちに農業体験ツアーを実施する」、「神山祭への出店と地域連携型の免許合宿の開催」と、いずれも個性あるアイデアが各グループから提案されました。

記念碑での集合写真

八千代座の見学の様子

成果発表の様子