2025.10.01

経済学部「地域活性化フィールドワークII」現地調査を実施しました

経済学部で開講されている「地域活性化フィールドワークII」は、岡山県赤磐市をフィールドに、同市の経済について、地域の方々の話を聞いたり実地に調査をしながら、経済学的思考に基づいて政策提言をする科目です。本年度は、労働市場の逼迫が続く中で、地域の企業の採用が特に困難となっている状況に鑑み、人材獲得・育成戦略に焦点を当てています。

2025年9月17日(水)と18日(木)、赤磐市を訪問し現地調査を実施しました。本年度の協力企業である備前化成株式会社様、モリマシナリー株式会社様において、操業している工場を見学し、働いている方々を間近に見て「地域のものづくりの現場」を体感したほか、人材確保のための具体的な方策について、膝詰めのディスカッションを行いました。また、「地域で暮らす」ことのイメージを膨らませるために、周辺の住宅地や大規模公園、大型商業施設の誘致が取りざたされる新規開発区画なども見学し、赤磐市役所の方に説明して頂きました。

授業では、秋学期末の政策提言に向けて、様々なデータの検証、アンケート調査やインタヴューの実施、好事例の収集などを行っていく予定です。

モリマシナリー(株)工場見学
備前化成(株)にて見学の準備中
モリマシナリー(株)にて説明を伺う受講者