2025.10.01

経済学部 イケダゼミがタイで海外研修を実施しました

2025年8月25日(月)~29日(金)、経済学部イケダマリア准教授の3年次生ゼミがタイにて海外研修を行いました。今回は、京都産業大学から2名、京都橘大学ランビーノ教授のゼミから8名の学生が参加し、両大学合わせて10名の学生による合同研修として実施しました。本研修は、春学期のゼミでの学びを発表するとともに、タマサート大学経済学部およびPuey Ungphakorn School of Development Studies(プエイ・ウンパコーン開発学部)の学生との交流を通じて異文化理解を深め、相互に学び合うことを目的としています。

研修内容

研修初日にはJICAタイ事務所を訪問し、「タイにおけるODAと環境分野での協力」に関する講義を受け、日本の国際協力の役割について学びました。
タマサート大学では、現地学生によるキャンパスツアーや講義受講に加え、両大学学生による英語プレゼンテーションとグループワークを行いました。本学学生は「Sustainable tourism in Kyoto: Tackling overtourism issues」をテーマに発表し、積極的な質疑応答や意見交換を通じて貴重な学びを得ました。
また、Puey Ungphakorn Centenary Hall やアジア最大級の屋上農園「Puey Park for People and Sustainability」を見学し、持続可能な都市づくりに向けた実践的な取り組みについて理解を深めました。
特に、異文化の中で積極的に発言し挑戦する経験は、英語力向上や将来のキャリア形成への強い動機づけとなりました。
なお、本学学生の訪問の様子は、タマサート大学経済学部公式SNSでも紹介されています。

タマサート大学経済学部公式SNS

参加学生の声

  • 「海外での英語プレゼンテーションは大きな挑戦だったが、自分に責任を持って準備し、発表をやり遂げたことで自信につながった」
  • 「タイの学生の英語力や発表スキルに刺激を受け、もっと英語を学びたいと強く思った」
  • 「グループワークを通じて積極的に発言することの大切さを実感した」
    といった感想が寄せられています。

今後の展望

今回の経験を活かし、参加学生は英語学修への取り組みを強化するとともに、国際協力や地域開発に関する研究をさらに進めていく予定です。イケダゼミでは今後も、実践的な学びを通じて学生の成長を後押ししていきます。
(※本記事掲載の写真は、参加学生および関係教員の承認を得て公開しています)