8月27日(水)~9月1日(月)、海外渡航プログラムとしてベトナム・ホーチミン市でアントレプレナーシップ研修を実施し、経営学部、法学部、国際関係学部、外国語学部の学生7名が参加しました。
本プログラムでは、現地企業やスタートアップ支援拠点を訪問し、最新のビジネス動向を学ぶとともに、学生が自身のビジネスアイデアや課題意識に基づく問題提起のプレゼンテーションを英語で行い、海外の視点から貴重なフィードバックを受ける機会となりました。
現地で体感する「食×テクノロジー」
最初に訪れたのは、ブロックチェーンを用いた各種データのトラッキングシステムなどを手掛けるテック系グローバル企業、GrowHubのベトナム支社。食品の安全や持続可能性をテーマに、AIやIoTを活用したフードバリューチェーンのデジタル化など、日本ではまだ珍しい取り組みを学びました。


スタートアップの熱気あふれるSIHUB
続いて訪問した SIHUB(Startup & Innovation Hub)は、ホーチミン市が運営するスタートアップ支援拠点。起業家や投資家をつなぐ仕組みや、国際ネットワークを活用したイノベーション促進の取り組みを知り、現地展示会では環境配慮型製品や自然素材を活用した製品に触れました。


現地学生との交流で広がる視野
ホアセン大学では、現地学生とのディスカッションを通じて、キャリア観や学びに関する意見交換を実施。「異文化理解の必要性を痛感した」「英語力をもっと高めたい」といった声が学生から寄せられました。


ものづくりと起業家精神を学ぶ
さらに、FabLab Saigonを運営する社会起業家から、デジタルファブリケーションを活用したモノづくりや、教育格差を埋める取り組みについて学びました。ベトナムの若い人たちの英語力や社会的イノベーションに向けた取り組み姿勢に感銘を受けました。


学生の声
- 「日本とベトナムの違いを肌で感じ、ビジネスの可能性を考えるきっかけになった」
- 「留学や海外での活動を積極的に検討したい」
今回のプログラムは、異文化理解と実践的な学びを通じて、学生たちの視野を大きく広げる貴重な機会となりました。