共通教育推進機構の中道晶香教授がチームリーダーを務めた日本代表が、「第18回 国際天文学・天体物理学オリンピック」において、選手全員がメダルを獲得(金メダル2名、銀メダル2名、銅メダル1名)するという快挙を達成しました。さらに、このうち1名は、データ解析試験にて1位、総合成績でも全体2位という優秀な成績を収めました。今回の成績は、日本代表にとって、過去最高の成績となりました。
国際天文学・天体物理学オリンピック( IOAA: International Olympiad on Astronomy and Astrophysics )は、中等教育修了以前の生徒のための天文学・天体物理学の国際大会で、2007年から開催されています。天文学と関連する STEM 科目への関心向上や、天文学・天体物理学の学校教育の促進、国際交流の強化を主な目的としています。
第18回 国際天文学・天体物理学オリンピックは、8月11日~21日の日程で、インドのムンバイにて開催。64か国から288名の生徒が参加しました。
中道晶香教授が2022年から4年連続、チームリーダーとして同行し、事前研修と大会中のサポートを行いました。
今回の成果は、日本の天文学教育の高さを国際的に示すものでした。
また、天文学に興味を持つ中高生にとっても、大きな刺激となる快挙です。
「自分も挑戦してみたい」と感じる若者が増え、将来、天文学や物理学の分野を目指すきっかけになることが期待されます。