English Summer Camp(英語サマーキャンプ)とは
8月26日(火)~28日(木)の3日間の日程で、グローバル・サイエンス・コース(GSC)の構成科目「英語サマーキャンプ1」と「英語サマーキャンプ2」が実施され、今年度は両科目合わせて50名の学生が参加しました。
この科目は3日間の集中講義で、英語ネイティブの教員と理工系教員による指導のもと、授業中はもちろん、休憩中やランチタイムなども使用言語は英語のみ。参加学生は少人数のグループに分かれ、グループワークやディスカッションを通じて、英語コミュニケーションの取り方やプレゼンテーションの作成・発表方法などを実践的に学ぶことができます。最終日には、英語プレゼンテーション発表大会を行い、3日間の成果を発表し合います。

授業の様子
初日は英語で話すことに苦戦する学生も多くみられましたが、ウォームアップやネイティブ教員によるFun Activityなどを通じて、学生たちも徐々に打ち解け、楽しみながら授業に参加している様子がうかがえました。


2日目は、最終日のプレゼンテーション発表に向けたプレゼンテーション作成のコツや、英語で発表する際に注意すべきことなどを学び、各グループで協力しながらパワーポイント形式のスライドを作成していきます。グループワークは少人数で行われるため、参加者は教員へ質問しやすく、教員も学生一人一人と向き合って授業を進めることが出来ます。


最終日のプレゼンテーション大会
最終日には3日間の学びの成果として、各グループが「A simple innovative solution for a big problem」というテーマで、7分間の英語発表と、3分間の質疑応答を行います。
学生たちは、発表の直前まで何度もリハーサルを繰り返し、各グループが工夫を凝らしたプレゼンテーションを行いました。質疑応答の時間には積極的に質問をする学生の姿も見られるなど、短い期間で学生の成長を感じることが出来ました。


また、この授業には「英語サマーキャンプ1」を前年度までに履修した学生のうち、更に高いモチベーションを持つ学生が履修できる「英語サマーキャンプ2」の履修者も同時に授業に参加します。「英語サマーキャンプ2」の履修者は、後輩のファシリテーションを行うとともに、自身も所属学部の専門的視点を活かした発展的なプレゼンテーションを行います。
今年度は2年次~4年次の3名が履修し、「How do we prepare for our future global activities before graduation」というテーマで、これまでの経験やGSCでの活動なども織り混ぜながら、卒業後の目標とそのために何をすべきかについて多角的で素晴らしい発表を行いました。


最初は、英語で話すことへの緊張感や、自分の意見を言葉にすることに苦戦する学生が多く見られましたが、指導教員の温かく熱心な指導のもと、3日間の授業を通じて、多くの履修者が英語への抵抗感を克服し、自然と自分の意見を英語で伝えようとする姿が見られました。最終日のプレゼンテーション大会では、各グループが3日間の成果を発揮するとともに、その努力を称え合い、終了後のセレモニーでは履修者全員に参加修了証が手渡されました!
3学部のコラボレーションから成るGSCだからこそ、多様な視点で物事をとらえ交流できることが、この授業の大きな魅力となっています。
この科目の履修を土台にして、今後も英語に向き合い、様々な場面でGSC生たちが活躍してくれることを期待しています。