現代社会学部鈴木ゼミが8月4日~17日に大阪・関西万博の関西パビリオン京都ブース内で行われた「EXPO KYOTO 超 SDGs みらいラボ」の一週目に出展しました。このイベント企画では、展示と体験企画を同時開催する形で行われ、鈴木ゼミはどちらにも参加しています。


環境の大切さを伝えるために、工夫をこらした様々な展示品はふろしきで包まれてお披露目され、体験企画では京都府産木材でできた京都テーブルを囲みながら、対話形式で行われました。


鈴木ゼミの展示では水の神様を表現したカッパを紹介し、8月5日(火)にはゼミ生がブース内のラボで体験企画「『京都の水』の魅力発信プロジェクト」を企画しました。企画は「学ぶ」「味わう」「検証する」という3つの視点から、京都の水文化の魅力を伝えるワークショップ形式で、京都府内の3名の高校生と一緒に創り上げてきた内容になります。
ワークショップでは「学ぶ」という視点から京都の水について詳しく知ってもらうために「防災井戸」「水に関係する寺社仏閣」「カッパ」の3つのテーマでクイズを行いました。「味わう」という視点からは、京都の名水でつくられた‘’わらび餅‘’の試食会、「検証する」という視点からはタバコの吸い殻が水を汚していることを伝える水質実験を行いました。
水質実験はラボショーとしても行い、多くの方に見ていただきました。特に水質実験については、(株)共立理化学研究所から実験指導、試薬提供をいただくなどの御協力をいただきました。

(各チームに高校生が参加)



それぞれのワークショップはたくさんの方々に関心を持っていただき、京都の水の魅力に気づいていただけました。特に、わらび餅の試食会ではワークショップ開始前から待ってくださる方もおられ、特に人気が高い企画でした。参加者にはゼミ生がデザインしたオリジナル缶バッチなどをプレゼントし、子どもたちにとても喜んでいただけました。






ゼミ生の声
・万博の出展に携わることができるという、貴重な機会をいただくことができて光栄に思っている。
・短い期間。駆け足で準備を続けたが、企画は盛況の中で行うことができ、嬉しかったと同時に安心した。
・わらび餅が大好物だ!という方がわらび餅の試食会に参加してくださり、とてもおいしく食べてもらえた。少しだが、談笑できて楽しかった。
鈴木ゼミは、これからも京都の水の魅力をさらに発信していきます。鈴木ゼミのインスタアカウント「川の京都(鈴木ゼミ)」で活動状況をチェックしてみてください。
川の京都(京都産業大学 鈴木ゼミ 7期生) (@kawa_no_kyoto_sightseeing_ksu) - Instagram