2025年7月24日、京都産業大学にて、京都府立紫野高等学校および私立大阪高等学校の生徒を対象とした「理工系3学部による高大連携事業」を実施しました。参加した30名の生徒たちは、理学部、情報理工学部、生命科学部の3学部がそれぞれ開講した専門講座に参加し、大学ならではの学びに触れました。
理学部からは「宇宙観測で探る動的な銀河の姿」と題した講座が開講され、最新の撮像分光データを用いて銀河のダイナミックな姿を体感。情報理工学部では、「AIの『見分ける力』はどう作られるのか?」というテーマのもと、AIの学習プロセスを体験的に学びました。生命科学部では「石鹸の不思議の化学」をテーマに、界面活性剤の働きを実験を通して理解し、化学の基本概念を深めました。
講座の終了後には、学内施設の見学ツアーも実施。神山天文台、情報理工学部のファブスペース、生命科学部の実験施設を訪問し、京都産業大学の研究・教育環境の充実ぶりを実感していただきました。
アンケートでは、「大学の雰囲気を知ることができた」「講義や施設見学がとても楽しかった」「将来の進路について考える良い機会になった」といった前向きな声が多く寄せられ、高校生にとって有意義な学びの場となりました。
京都産業大学では、今後も理工系の学びの魅力を広く発信し、高校生の探究心を育む取り組みを積極的に行ってまいります。



