岐阜県郡上市、このまちを舞台に、学生たちは経済学的な視点から地域資源の価値を探究しています。現地では行政や事業者へのヒアリングを通じて地域課題を学び、教室ではその分析と提案に取り組みます。ユネスコ無形文化遺産「郡上おどり」などの文化資源をはじめ、地域産業や観光、公共サービスなど多様なテーマを扱いながら、持続可能な社会に向けた知見を深めています。
卒業後も、ゼミでの学びは地域との関わりの中で活かされています。たとえば、郡上おどりの保存と継承を目指す「郡上おどり保存活用計画」の紹介記事は卒業生自身がプロジェクトを企画しています。地方創生に取り組む企業へと進んだ卒業生が、ゼミで培った視点を活かして地域連携プロジェクトに参画し、文化の未来を見据えた情報発信に取り組んでいます。
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2025年8月に開催されるオープンキャンパスでは、このゼミ活動の様子を紹介する動画を公開予定です。実際のフィールドワークや学生の学びのプロセスを通して、地域文化と経済学の接点をご覧いただけます。
このゼミ活動は、経済学部ならではの視点で「人・まち・文化」のつながりを実感し、地域の未来を共に考える実践の場です。