2025.06.19

上元ゼミ生が“京都 食のプラットフォーム”株式会社ミナトと連携し、食に関する課題解決を目指す!

経営学部上元ゼミは、「ガストロノミーとツーリズムのマーケティング」というテーマのもとで、マーケティングを中心とした経営学に代表する基礎的な理論や知識をベースに、ガストロノミー(地域ならではの食材や料理を、地理や歴史、文化に着目し考察すること)とツーリズム(明確なテーマにもとづいた観光)に関する実践的な活動を組織と連携して実施しています。

2025年度、上元ゼミの2年次生の7人(東奥 陽菜子さん、加藤 祐穂さん、小西 佑依さん、坂本 恭汰さん、武上 和佳さん、中川 拓海さん、野高 華さん)は、京都を「世界一の美食の街」にするとともに、循環型社会の実現を目指す「株式会社ミナト」との連携を開始しました。同年5月に同社を訪問、「京都勧業館みやこめっせ」にて開かれた、約200社が出展する同社の展示会である “MINATOEXPO2025” を見学しました。

企業訪問では、代表取締役社長の湊 浩氏が本社を案内され、保管や配送時に商品の温度を「常温」「冷蔵」「冷凍」の3つの温度帯で管理する3温度帯倉庫やキッチンスタジオを見学し、同社の事業やパーパス、ビジョンに関する説明を受けました。また、“MINATOEXPO2025” で出展者の方々から聞いた話をもとに、食材を試食することをきっかけとした生産者の課題発見とその解決方法に関して議論しました。

  

 株式会社ミナト本社

         

湊社長によるキッチンスタジオの説明

今後、上元ゼミ生は、マーケティングをはじめとする経営学の知識を活用し、京都府を中心に未利用の地域食材を付加価値の高い料理に生まれ変わらせる “MIRYO FOOD PROJECT” へ参加する予定です。そして引き続き、食に関する課題解決や新たな価値を生み出すための企画を立てていきます。

   

 “MINATOEXPO2025” にて食材を学習しメモを取るゼミ生