2025.05.23

「地域活性化フィールドワークII」現地見学を実施しました

経済学部で開講されている「地域活性化フィールドワークII」は、岡山県赤磐市をフィールドに、同市の経済について、地域の方々の話を聞いたり実地に調査をしながら、経済学的思考に基づいて政策提言をする科目です。本年度は、コロナ禍後急速に逼迫している労働市場の動向に鑑み、地域の企業の人材獲得・育成戦略に焦点を当てています。

去る5月17日(土)、授業にご協力下さる赤磐市の企業である備前化成株式会社様、モリマシナリー株式会社様を、受講者一同で訪問しました。週末なので、工場の操業の様子などを見学することはできませんでしたが、社員の方からご説明を伺い、社屋や周辺環境を実際に目にすることにより、各受講者は両社のイメージが大分具体化できたようです。最後の振り返りでも「瀬戸内に近い、広い土地など、地域の強みを活かしていることが分かった」、「高い技術力に誇りを持って働いておられることが伝わってきた」などの感想が聞かれました。

これから春学期・秋学期にわたって、両社のご協力を得ながら、地域の優れた中小企業が広く人材を獲得し、強みを発揮していくことを通じた地域活性化を目指して学修を深めていきます。

緑豊かな工場敷地の見学

巨大な工場建屋を見学

食堂など働く環境もご案内いただく

熱心に説明を聞く受講者