2025.02.21

塩津ゼミ 大型巡視船「わかさ」乗船見学会

船橋(せんきょう)で記念撮影

2025年2月8日(土)、経済学部塩津ゼミ(演習Ⅰ)は、海上保安庁第八管区海上保安本部舞鶴舞上保安部所属の大型巡視船「わかさ」に乗船し、見学会を実施しました。この見学会は、海上保安庁の業務内容を深く理解するための貴重な機会となりました。
当日は、まず「わかさ」の船長や主任航海士をはじめとする現役の海上保安官の方々から、海上保安庁の役割や日々の業務について詳しい説明を受けました。海上保安庁の方々の熱意とプロフェッショナリズムに触れ、私たち学生は大いに感銘を受けました。
次に、実際に巡視船内を見学しました。船橋(写真参照)では、レーダーや海図を用いた航海の方法について学びました。最新の技術を駆使して安全な航行を実現するための工夫や努力を知ることができ、非常に興味深かったです。また、船内の各部門を巡り、救助活動や環境保護活動の具体的な事例についても説明を受けました。特に印象的だったのは、海上保安官の方々が日々直面する緊急事態への対応についての話です。緊急時の迅速かつ的確な判断力と行動力は、私たちにとって大きな学びとなりました。見学を通じて、海上保安庁の重要な役割とその責任の重さを実感することができました。
また、見学の際には、入港日に提供される主計のカレーについても話を伺いました。カレーは船飯の中で一番の人気メニューで、乗組員たちの楽しみの一つとなっているそうです。
この見学会を通じて、私たちは海上保安庁の業務に対する理解を深めるとともに、将来のキャリアについて考える良い機会となりました。実際に、参加者の中には海上保安官を目指すことを決意した学生もいます。今後もこのような実地見学を通じて、実践的な学びを積み重ねていきたいと思います。

最後に、この見学会を実現してくださった海上保安庁の皆さまに心より感謝申し上げます。今後も引き続き、私たちの学びを支えていただければ幸いです。