2024年12月28日(土)にOWASP Kansaiと情報理工学部ランチタイムトークの合同イベントを開催し、情報理工学部および先端情報学研究科の学生を含む43人の学生やエンジニアが参加しました。OWASP KansaiはWebをはじめとするソフトウエアのセキュリティ向上を目指す非営利団体であり、OWASPの関西地域でのLocal Chapterです。毎年数回のミーティングを開催しており、技術者間での交流を行っています。
今回のイベントではAWSのハードニング競技会、生成AIやSlack Appを活用したセキュリティインシデント対応訓練、サプライチェーンセキュリティといった内容に関する講演が行われました。また、神田 希さん(情報理工学部・1年次)、川崎 祐一さん(情報理工学部・2年次)、小林 舜さん(先端情報学研究科博士前期課程・1年次)によるライトニングトークも行われました。
本学学生が、他大学の学生や社会人エンジニアと交流できる非常に貴重なイベントとなりました。今回のイベント開催にご協力いただいたOWASP Kansaiの皆さまと、今後も積極的に連携を図りたいと思います。
開催プログラム
- 【ハードニング】「AWSのWebサービスを安定稼働させながらベストプラクティスな設定に変更してみよう。」 / 株式会社神戸デジタル・ラボ 生産技術チーム 松田 康司 氏
- 【講演】「生成AIを活用したSlack Appではじめるスケーラブルなセキュリティインシデント対応訓練」 日本経済新聞社 CDIO室 藤田 尚宏 氏
- 【講演】「これからの脆弱性管理〜SBOMだけじゃないサプライチェーンセキュリティに求められるものとは〜」 / 株式会社ラック 次世代セキュリティ技術研究所 井上 圭 氏
- 【LT】「情報モラル皆無からモラルを得る話」 / 京都産業大学 情報理工学部 神田 希
- 【LT】「Rootful・Rootless・Privileged コンテナの違いを整理してみた!」 / 京都産業大学大学院 先端情報学研究科 小林 舜
- 【LT】「生成AIの書いたコードを見破れるか」京都産業大学 情報理工学部 川崎 祐一