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キャンパスグッズ商品開発

学部での学びを活かし、オリジナルキャンパスグッズを企画・販売!

  • 経営学部 2年次
    和田 佳奈実さん
  • 経済学部 1年次
    雨松 航大さん
  • 経済学部 1年次
    青木 春菜さん

京都産業大学のロゴマーク入りのノートや八つ橋、ふせんなど大学の個性を生かしたオリジナルキャンパスグッズの企画から開発、販売までを手がける「むずびわざグッズ制作チーム」。学生がほしくなるアイテムは何だろう?日常的に使ってもらうにはどうすればいいのだろう?魅力的なオリジナルキャンパスグッズは、さまざまな試行錯誤を行い、困難を乗り越えた彼らの手によってうみだされている。

オリジナルキャンパスグッズの開発は、どういった点が難しいと感じますか?

和田さん:学生の活動とは言っても、グッズ開発は一般に流通できるクオリティが求められるのでとても大変です。商品化までにはチーム内、協力会社、大学向けの3回のプレゼン機会があり、さまざまな角度から指摘が入るので、商品化にたどり着けるアイデアは本当にわずかなんです。

雨松さん:しかも、私たちは商品についての知識がほとんどない状態から開発を始めるので、どうしても一般企業が作る商品と差が生まれてしまいます。その分野に詳しい企業にご協力いただいている部分はあるものの、自分たちの引き出しが少ない分、壁にぶつかった時に自力では乗り越えるのが難しいなと思います。

青木さん:簡単に作れるだろうと思っていた商品でも打ち合わせ時に「作るのが技術的に難しい」と言われることもあり、なかなか思うようにいかないことが多いですね。

和田さん:でも、なんとか商品化を目指して、みんな自分なりに頑張っています。例えば、開発中の商品に詳しい職人の元へ何度も通って、知識やアドバイスをもらったり、どんどん別のアイデアを出したり…。そうすると解決策が見えてくることがあります。商品開発って華やかに見えるかもしれませんが、意外と根気が必要。一人ひとりのくじけない心によって、やっとアイデアが形になっているんですよ。

神山まどれーぬ
京しょこらぁと

むすびわざグッズ制作チームの今後の目標を教えてください。

和田さん:私たちの活動のゴールは、開発したグッズをショップに置くまでではなく、グッズをもっと多くの方に認知してもらい、使ってもらうことです。そのために、グッズの特性に合わせた使い方も考えています。例えば、ボールペンなら学会のノベルティとして使えるのではないか、お菓子だったら来客用のお茶菓子として使ってもらってはどうかなど、教職員の方々も巻き込んでグッズの用途を広げようとしています。学生だけでなく、教職員や学外の方々にも愛されるグッズをうみだしていきたいですね。

青木さん:私はグッズと関連したさまざまな企画を立てて実行していきたいです。まだどのようなことをしようか模索中ですが、TwitterなどSNSを活用してグッズの認知度を高めていこうと考えています。

雨松さん:地域の交流会やお祭りなどを通して、地域の方たちにも「むすびわざグッズ」というものを発信できればと思います。特に私自身、来年度は企画グループのリーダーになることが決まったので、企画力をもっと磨き、みんなで京都産業大学生が愛校心を高められるようなグッズ企画を作っていきたいです。

※掲載内容は取材当時のものです。

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