研究科長メッセージ

経済学研究科(通信教育課程)は、通信教育で「修士(経済学)」を取得できる全国初の大学院として2007年に開設されました。

社会人大学院生にとって、大学院での学びは、単に研究成果を積み上げること自体が目的ではありません。経済学の理論や分析手法を、自らの実務にどう生かし、現実の課題解決に結びつけるかが、最も重要な問いとなります。

通信制大学院での学修は、自らの実務経験を素材として学びを深められる点に大きな特長があります。職場や地域、業界で直面している問題を経済学的に捉え直し、データや理論を用いて分析することで、これまで感覚的に行ってきた判断に、論理と説得力を与えることができます。実務で得た気づきを学問で整理し、学んだ知を再び現場へ還元する、その往復運動こそが、社会人大学院生の学びの核心です。

経済学研究科(通信教育課程)では、国内外を問わず官公庁や企業経営者あるいは自営業など様々な経歴をもつ方々が大学院生として日々研究に励んでいます。また、研究のアプローチも、理論的・計量的な分析から歴史学的な方法による分析まで多種多様です。

通信制大学院での学びを通じて、実務の質を高め、組織や社会に対してより説得力ある提案と行動ができる存在へと成長されることを、心から期待しています。

大学院 経済学研究科(通信教育課程)長
寺崎 友芳