先端情報学研究科 教育研究上の目的と3つのポリシー
平成29年度以前入学生先端情報学専攻 博士前期課程
教育研究上の目的
現代社会において急速に進展するグローバルな高度情報社会を支える、情報技術分野における、より先進的で、高度な専門知識と技術や応用力を備えた社会的要請にこたえる人材の養成を目的とする。
ディプロマ・ポリシー
本課程の教育研究上の目的を踏まえ、先端情報学研究科が定めるカリキュラム(教育課程)により学修し、研究科が定める修了要件を満たした者に修了を認定し、「修士(先端情報学)」の学位を授与します。
具体的には、
- 情報関連分野の先端的な領域における幅広い知識と、専門分野に対する先進的な知識を身に付けていること。
- 情報関連分野の先端的な領域で用いられる技術を実践し、応用する力を身に付けていること。
- 情報関連の専門分野における独創的かつ新規性のある研究や開発を遂行するための主体的な問題発見能力、問題解決能力、及び成果発信力を身に付けていること。
カリキュラム・ポリシー
急速に進展するグローバルな高度情報社会の要請にこたえる、情報関連分野における先進的で高度な専門知識と実践的な技術力、応用力、研究開発力を備えた人材を養成するためのカリキュラム(教育課程)を編成します。このため、幅広い専門分野に対する各講義科目を1年次配当科目として開講し、複数の専門分野の先進知見を横断的に学ぶセミナー科目を1 年次及び2 年次配当科目として開講します。また、技術の実践と応用を演習形式で学ぶ実践演習科目を、1年次配当科目として開講します。さらに、研究開発に必要となる問題発見・問題解決・発信力を身に付けるための特別演習と特別研究の一連の科目群を、1年次から2年次にかけて系統的に開講します。これらの科目の履修の流れを例示した履修モデルを、履修要項の「研究科の目的・教育課程編成等」内に示します。
カリキュラム(教育課程)については、教育成果を自己点検・評価することで、カリキュラム(教育課程)の適正化を図ります。
教育内容、教育方法、学修成果の評価については、以下のように定めます。
1.教育内容及び教育方法
- 1年次配当の「講義科目」(各種特論科目)で、専門分野に対する先進的な知識を、講義や輪講を通して修得させる。
- 年次及び2年次配当の「セミナー科目」で、情報関連分野の先端的な領域における幅広い知識を、複数教員によるセミナー形式のリレー講義を通して修得させる。
- 1年次配当の「実践演習科目」で、情報関連分野の先端的な領域で用いられる技術の実践や応用の力を、演習を通して養う。
- 1年次から2年次にかけて開講する「特別演習科目」で、「特別研究」における研究開発を補完するための様々なスキルや考察能力、評価能力等を、演習を通して養う。
- 1年次から2年次にかけて開講する「特別研究」で、専門分野における研究や開発の計画立案、実行、評価、問題点の把握を行わせ、独創的かつ新規性のある研究や開発を修士論文にまとめさせる。最終的に、修士論文の内容を発表させるとともに、口頭試問を行う。これら一連の研究開発指導を通して、専門分野における主体的な問題発見能力、問題解決能力、及び成果発信力を身に付けさせる。
2.学修成果の評価
各科目の学修成果の評価は、各科目のシラバスに定める評価方法・基準により行います。
アドミッション・ポリシー
急速に進展するグローバルな高度情報社会の要請にこたえる、情報関連分野における先進的で高度な専門知識と実践的な技術力、応用力、研究開発力を備えた人材の養成を目的に志願者の募集を行います。
具体的には、
- 情報関連の専門分野についての豊富な知識と研究能力を有する者。
- 高度な技術及び研究能力を身に付け、各種先端的産業分野における技術者・研究者として積極的に社会に貢献しようとする意思を持った者。
入学者選抜は上記の要件を評価できるよう、多様な方法を用いて実施します。
先端情報学専攻 博士後期課程
教育研究上の目的
情報科学・工学・ネットワーク・マルチメディア・インテリジェントシステム等の分野において、創造性豊かな優れた研究・開発能力をもつ研究者や、確かな教育能力と研究能力を兼ね備えた大学教員の養成を目的とする。
ディプロマ・ポリシー
本課程の教育研究上の目的を踏まえ、先端情報学研究科が定めるカリキュラム(教育課程)により学修し、研究科が定める修了要件を満たした者に修了を認定し、「博士(先端情報学)」の学位を授与します。
具体的には、
- 情報関連分野の幅広い領域における最先端の知識を身に付けていること。
- 専門分野における国内外の研究動向を踏まえて自ら設定した研究テーマに関する創造性豊かな優れた研究・開発を主体的に遂行し、独創的かつ新規性のある研究成果を適切に発信して当該分野の発展に貢献できる力を身に付けていること。
カリキュラム・ポリシー
情報関連分野の最先端領域における、創造性豊かな優れた研究・開発能力を持つ研究者や、情報関連分野の学部教育と大学院博士前期課程の教育を担うことができる確かな教育能力を兼ね備えた大学教員を養成するためのカリキュラム(教育課程)を編成します。このため、幅広い専門分野の最先端トピックを複合的に学ぶ特別講義科目を、1 年次配当科目として開講します。また、研究・開発に必要な専門知識とスキル等を身に付けるための特別演習の一連の科目群を1 年次から2 年次にかけて系統的に開講し、研究・開発を主体的に遂行して成果を適切に発信する力を身に付けるための特別研究科目を1 年次から3 年次にかけて連続的に開講します。これら履修の流れを例示した履修モデルを、履修要項の「研究科の目的・教育課程編成等」内に示します。
カリキュラム(教育課程)については、教育成果を自己点検・評価することで、カリキュラム(教育課程)の適正化を図ります。
教育内容、教育方法、学修成果の評価については、以下のように定めます。
1.教育内容及び教育方法
- 1年次配当の「先端情報学特別講義」で、情報関連分野の様々な領域における最先端の知識を、複数教員のリレー講義によって幅広く修得させる。
- 1年次から2年次にかけて開講する「特別演習科目」で、「特別研究」における研究・開発を正しくかつ効率的に遂行するために必要な最先端の知識とスキル、及びこれら知識やスキルに関する高度な考察能力と評価能力を、演習形式で身に付けさせる。
- 1年次から3年次にかけて連続的に開講する「特別研究」で、関連する国内外の研究動向を踏まえた新規の研究・開発の計画立案、実行、評価、問題点の把握を行わせ、独創的かつ新規性のある研究・開発の成果を博士学位論文にまとめさせる。最終的に、博士学位論文の内容を公聴会で発表させるとともに、口頭試問を行う。これら一連の研究・開発指導を通して、専門分野における創造性豊かな優れた研究・開発を主体的に遂行し、独創的かつ新規性のある研究成果を適切に発信して当該分野の発展に貢献できる力を身に付けさせる。
2.学修成果の評価
各科目の学修成果の評価は、各科目のシラバスに定める評価方法・基準により行います。
アドミッション・ポリシー
情報関連分野において将来にわたって活用できる幅広い基礎的素養を身に付けており、博士後期課程での研究分野に関して豊富な専門的知識と研究能力を有し、さらにより高度な技術や研究能力を身に付けることによって情報関連分野の最先端領域における研究者や大学教員として積極的に社会に貢献しようとする意思を持った者を受け入れます。
具体的には、
- 情報関連分野の幅広い知識と、専門分野に対する先進的な知識と研究能力を有する者。
- 情報関連分野の最先端領域における専門的研究者や大学教員として積極的に社会に貢献しようとする高い意欲を持った者。
入学者選抜は上記の要件を評価できるよう、多様な方法を用いて実施します。