教員紹介瀬川 耕司

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瀬川 耕司SEGAWA KOUJI

理学部 物理科学科 教授

学位
博士(理学)

担当科目

物理科学特別研究1・2、物理学実験Ⅱ、物理学実験Ⅲ、物理学最前線、電磁気学A、電磁気学B、物性・材料実験講座Ⅰ、物性・材料実験講座Ⅱ、実験物理学講座Ⅰ、実験物理学講座Ⅱ、宇宙工学基礎、現代科学入門、キャリア実習(職場体験型)

プロフィール

1994年3月 京都大学理学部卒業
1996年3月 東京大学 大学院理学系研究科物理学専攻 修士 (物性研究所石川研究室)
1996年4月 (財)電力中央研究所
2005年5月 東京大学 博士(理学)
2007年10月 大阪大学 産業科学研究所 助教
2008年1月 大阪大学 産業科学研究所 准教授
2015年4月 京都産業大学 教授

研究内容

トポロジカル絶縁体・トポロジカル超伝導体の実験研究

特別研究(ゼミ)テーマ・内容

トポロジカル物質の実験研究

単結晶・薄膜試料(主にトポロジカル物質)を自分で作り、極低温・強磁場での物性も自分で測定する実験研究を行います。また、学生の興味次第で測定装置や周辺装置の開発も研究テーマになります。


特別研究とは、4年間の学びをもとに各自が研究テーマを設定し、教員の指導を受けて研究を深め、卒業研究としてまとめるもので、理学部での4年間の集大成となる重要な授業です。

自然まかせの結晶育成、人の手でどこまで変えられるか

私の専門分野であるトポロジカル物質とは、特定の元素や結晶構造を含めば良いというものではなく、理論計算に基づいた予測があって研究が成り立っています。実験家としては自由度が減ってしまっているところもあるのですが、ほとんどの物質合成には石英ガラス管封じが必要になり、そこをいかに簡単に、かつ確実に行うかの技術開発も学生と一緒に行っています。

研究の手法としてはそこまで特別なものではないのですが、うまく条件がはまればものすごくきれいな結晶が勝手に育ってくれます。できあがったみごとな結晶を見ると神秘性を感じることもあります。結晶育成は自然の言う通りにしかならない側面が強いのですが、成長時の条件操作などで、少しでも人間の手で変えられるところがないか、も追究していきたいと考えています。

受験生・在学生へのメッセージ

なにごとも経験
芸は身を助く

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