教員紹介白鳥 秀卓

戻る

白鳥 秀卓SHIRATORI HIDETAKA

生命科学部 先端生命科学科 教授

専門分野
発生生物学

研究テーマ・内容

我々ヒトや動物の内臓器官は左右非対称です。胚発生において内臓器官も初めは左右対称にできますが、その後に左右非対称に形が変化して完成します。このような内臓器官が左右非対称にできるしくみを、KOマウスやトランスジェニックマウスを用いて解析します。
また、アミノ酸代謝異常のマウスを用いて、脳神経系、内臓器官、皮膚・毛包などの早老症様の異常や、発生異常について解析します。

担当科目

春学期

実験動物学、先端生命科学英語2、フレッシャーズセミナー、解剖生理学実習、先端生命科学実習2、先端生命科学特別研究2

秋学期

実験動物学実習、発生生物学、生命科学概論、先端生命科学特別研究1、先端生命科学特別研究2、短期海外生命科学英語実習

プロフィール

東京農工大学農学部卒業後、就職か進学かで迷った結果、大阪大学医学系研究科に進学。濱田博司教授(現・理研)の研究室で、発生生物学の研究(内臓器官が左右非対称にできるしくみ)を行い、PhDを取得しました。
内臓器官が左右非対称にできるしくみを明らかにするために、主にKOマウスやトランスジェニックマウスを作製・解析する手法を用いて、大学院修了後も同研究室で研究を続けてきましたが、2016年4月に本学に着任しました。

受験生へのメッセージ

大学で「生物」について勉強したいと考えている皆さん。ぜひ一度、京都産業大学に来てください。大学の雰囲気を感じて、生命科学部の説明を聞いてください。生命科学部では、動物、植物、微生物、培養細胞などいろいろな種類の生物について広く学びます。さらに、これらの生物の中から、皆さんの興味があるものについて、深く学びます。ぜひ一緒に、生命科学を楽しみましょう。

分属前学生へのメッセージ

学科の中から興味を持つことができそうな専門分野を、探しましょう。そして、「発生生物学」、「KOマウスやトランスジェニックマウスを使った器官・組織・細胞の形作り」「マウスにおける老化現象」に興味が湧いたら、一緒に研究しましょう。 

研究室の様子

2016年に本学に着任してから、7人の大学院生が修士を取得、そして26人の4年生が卒業していきました。2023年4月からは、大学院生2人、4年生3人の学生の皆さんと、研究室活動をしています。

連絡先:15号館地下1階 15B16研究室
E-mail:


専任教員一覧に戻る

PAGE TOP