教員紹介板野 直樹
研究テーマ・内容
ヒアルロン酸合成機構の解明とその応用
高齢化社会の急速な進行を背景として、関節機能の低下が原因で寝たきりになる高齢者が増えています。この要因として、関節でクッションや潤滑の役割をするヒアルロン酸の減少があります。本研究室では、ヒアルロン酸生合成機構の全容解明に取り組み、その研究を通じて、ヒアルロン酸合成を高める技術の開発を進めていきます。
担当科目
春学期
生物学実験、先端生命科学演習3、フレッシャーズセミナー、先端生命科学実習2、先端生命科学特別研究2
秋学期
生体物質分析化学、先端生命科学特別研究1、生命医科学1、先端生命科学特別研究2
プロフィール
理学部および理学研究科を修了後、薬学で学位を取得。国立名古屋病院臨床研究部の研究員、愛知医科大学分子医科学研究所の助手・講師、信州大学大学院医学系研究科加齢適応医科学系専攻の助教授・准教授を経て現職。この間、客員研究員としてMayo Clinic Scottsdale (Scottsdale, AZ, USA)と日本学術振興会海外特別研究員としてBurnham Institute (La Jolla, CA, USA)に留学。現在、理学、薬学、医学3分野の境界で研究を展開しています。
受験生へのメッセージ
大学の学びは自由です。ぜひ自分なりの「知りたい」や「好き」を探究してください。
分属前学生へのメッセージ
老化の予防を医薬品や食品開発の現場から支えていく人材の育成に注力します。
研究室名
抗老化医学研究室 (Laboratory of Anti-Aging Medicine)
研究室の構成
板野 直樹(教授)
研究室の様子
ヒアルロン酸研究の中核研究室として、ここから最新の成果を世界に発信していきます。
連絡先:15号館2F、15206教員研究室・15209教員実験室・15213実験室
E-mail:
URL:http://www.cc.kyoto-su.ac.jp/~itanon/index2.html