千葉 志信

CHIBA SHINOBU
生命科学部 先端生命科学科 教授
学位
博士(理学)
専門分野
分子生物学、細胞生物学

研究テーマ

タンパク質の合成と機能発現の分子機構

高校生に向けた研究内容の紹介

タンパク質はすべての生命活動を支える重要な生体分子です。タンパク質の構造形成や機能発現の不全は、様々な病気の原因にもなります。私たちは、多様なタンパク質が細胞内でどのように作られ、どのように機能するのかについて研究しています。特に、これまでほとんど解明されていなかった「合成途上ではたらくタンパク質」に関する、新しい機能発現様式について研究しています。

ゼミナール/研究室のテーマ

タンパク質の合成と 機能発現の仕組みの解明

生命活動の主要な担い手であるタンパク質。遺伝子に描か れた設計図どおりに生体内でタンパク質を合成する過程は、 生物が生きていくための最初の重要なプロセスです。タン パク質が合成され、機能の発現にいたる過程を研究し、生 命の不思議に迫ります。

ゼミ/卒業研究の紹介

私たちの研究室では、学生さんや院生さん、研究補助員の方々が協力しあい、タンパク質が合成される過程や機能を発現するしくみについて、最先端の研究をしています。仮説を立て、検証し、新たなメカニズムを発見する興奮をみんなで共有することを目指しています。もし、私たちのサイエンスに興味がある方は、私たちと一緒に研究をしませんか?

プロフィール

出身は東京ですが、子供の頃から北海道に憧れ、学生時代は北海道大学で過ごしました。その後、京都、サンディエゴでそれぞれ生活し、再び京都に戻ってから大分経ちました。写真を撮ることや釣りに行くことが好きです。また、サッカー観戦、小説を読むことなど、趣味は多いです。その分、時間が足りません。

高校生へのメッセージ

生命科学は魅力的な学問分野です。いまこの瞬間にも、私たちの身体の中では様々なタンパク質がはたらき、私たちの生命活動を支えています。そこには、まさに奇跡とも言うべき多様で巧妙なしくみが存在します。その驚きに満ちた生命の秘密を知る楽しさを、是非私たちと一緒に味わってほしいと願っています。